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　6月9日（現地時間）にメキシコシティ・アレナメヒコで『CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦』が開催された。
　今大会のメインは、ミスティコ、ドラゴン・ロホJr.、ウルティモ・ゲレーロ対ボラドールJr.、テンプラリオ、ティタンというテクニコとルードの混合チームの対戦。テクニコの絶対エースであるミスティコとルードの重鎮ウルティモ・ゲレーロが同じチームという珍しい組み合わせとなっている。まずは一本目はボラドールJr.がゲレーロを、テンプラリオがロホJr.をフォールしてボラドールJr.組がとり、二本目はロホJr.がボラドールJr.から、ゲレーロがテンプラリオからそれぞれフォールを奪ってミスティコ組が取り返した。そして運命の三本目、抗争中のロホJr.がテンプラリオのマスク剥ぎをはじめてから、乱戦となり、最後はミスティコのマスクが脱げてしまったのを見て、戦っていたティタンの反則がとられ、ミスティコ組の勝利となった。
　セミファイナルでは、ロス・インフェルナレスで組んでいたエチセロとメフィストが仲間割れを起こし、なんといきなりシングルマッチで雌雄を決することとなった。試合はまずジャベでエチセロが取るも、続く二本目に、インフェルナレスのメンバー、エウフォリアが乱入し、メフィストに加勢した為、エチセロが反則勝ちで勝利となった。しかしメンバーは完全に分裂を起こしており、このままユニット解散の可能性が出てきた。

■　CMLLアレナメヒコ金曜日定期戦
日時：2023年6月9日（現地時間・放送日）
会場：メキシコ合衆国メキシコシティ・アレナメヒコ

＜6人タッグマッチ＞
○ミスティコ、ドラゴン・ロホJr.、ウルティモ・ゲレーロ
　2-1
●ボラドールJr.、テンプラリオ、ティタン

＜シングルマッチ＞
○エチセロ
　2-0
●メフィスト

＜6人タッグマッチ＞
○アトランティス、グラン・ゲレーロ、ストゥーカJr.
　2-1
●ソベラノJr.、エウフォリア、エル・バリアンテ