[ファイトクラブ]白川未奈号泣!原田社長押し「たむロード」は続く!次は三冠統一戦?

[週刊ファイト6月8日合併号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼白川未奈号泣!原田社長押し「たむロード」は続く!次は三冠統一戦?
 スターダム大田区”Believe In”中野たむ赤白2冠「さよなら白川未奈」
 photo:甘井公平 まろん by 甘井公平 w/編集部編
・白川未奈号泣!原田社長押し「たむロード」は続く!次は三冠統一戦?
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■ STARDOM Flashing champions 2023
日時:5月27日(土)
会場:東京・大田区総合体育館 観衆1,759人(=主催者発表)

白川未奈号泣!原田社長押し「たむロード」は続く!次は三冠統一戦?

<第8試合 ワールド・オブ・スターダム&ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負>
[ワールド王者]○中野たむ(COSMIC ANGELS)
 17分43秒 トワイライト・ドリーム
[ワンダー王者]●白川未奈(Club Venus)
※第16代ワールド王者が初防衛に成功。
白川がワンダー王座2度目の防衛に失敗。たむが第18代ワンダー王者

 事実上、本日の興行の一本かぶりメイン。団体初進出の大舞台である横浜アリーナで掴んだワールド王者の中野たむと、新ユニットClub Venusを結成して率い、写真集も売上げ絶好調で勢いに乗る白川未奈。会場の雰囲気も「二冠戦をやるからにはいよいよ、ちゃんみな(白川)の時代が?」という熱気に満ちていた。
 なにより白川本人も本気で勝ちに来ており、派手な入場ダンスシーンから一転。開始早々ヒザへの低空ドロップキックから始まり、ニークラッシャー、ヒザ固め、ヒザ十字、場外に連れ出してマットをはがしむき出しの床にニークラッシャー。さらには花道を連れて入場舞台でもニークラッシャーを試みるなど、序盤は厳しいヒザ狙いに終始。

 これが奏功し、たむ反撃のハイキックやトラースキック、スープレックスなどの投げ技、固め技がすべて腰砕けとなる。あとは執拗な四の字固めで、フィニッシュの「フィギュア・フォー・ドライバーMINA」を狙う。
 いよいよ白川の二冠が見えてきたところで、不屈のたむがキックからバイオレット・スクリュードライバー、そしてフィニッシュホールド「トワイライト・ドリーム」一閃! 綺麗にホールドして3カウント。中野たむが岩谷麻優以来、2人目の二冠王者となった。

 たむは白川に「コズエンに戻ってきてもいいのよ。ただし第4のオンナ、だけど」。
 白川は泣き顔で「絶対に帰らない! 一度巻いたベルトは必ず奪い返す!」と絶叫。
 たむは一言「さよなら」。白川も「さよなら」で返し引き揚げる。

 試合後はMIRAIが「白いベルト(ワンダー)」にのみ挑戦を表明。
 たむの「なぜ二冠じゃないの? 白だけ?」の問いに「私はまだ若いので皆さんのように焦ってはいません。一歩一歩成長してゆきたいんです」。これにはたむも絶句(一部ファンには有名だが、年齢ネタとバストサイズのネタは禁句)。
「私にはもう若さはない。ただ人生で様々な修羅場を潜り抜けてここまで来た! いろんな挫折を乗り越えてきた人間の強さを思い知らせてあげましょう」。

 思えば2017年のスターダム入団時は、今でいえば月山のごとく負け続きで「ダメキャラ」として定着。大江戸隊で当時新人の故・木村花とともに負け役の時代もあったが、着実に階段を上ったわけだ。
 そして横浜アリーナと同じマイクとコールで締め。「覚えてる? たむが、Believe・Inって言ったら、たーむ、ですよ」、「宇宙にきらめくたむロードについてこい! Believe・In・た~む!」

 試合時間こそ17分だったが、内容の濃いシングルであったためか、控室ではインタビュー前に二人とも過呼吸で倒れて酸素吸入が行われ、インタビュー開始に時間がかかった。不安げに見つめる原田社長。なにしろこのお方が実は一番の「中野たむ押し」であり、唯一、ロッシー小川のマッチメイクに口をはさめる立場である限り、本人の結婚引退願望を留意させてまで「たむロード」は輝き続けるのだろう。

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