ダレン・マッカーティがブリー・レイに復讐!Impact Wrestling

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 4月6日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
 今放送の目玉は元ECWの盟友だが、現在は仲違いして抗争中のブリー・レイ(ババレイ・ダットリー、ブラザー・レイ)とトミー・ドリーマーが6人タッグマッチで激突。インパクトレスリング復帰後、改心したと嘘をついて皆を騙したブリー・レイに、同じECW出身者として庇っていたドリーマーは裏切られたと激怒。抗争となり、今回はブリー・レイは手下のザ・グッド・ハンズ(ジェイソン・ホッチ & ジョン・スカイラー)と組み、ドリーマーは、上村優也、そしてカナダの元アイスホッケー、有名選手であるダレン・マッカーティと組んだ。そして試合は、この抗争に巻き込まれてブリー・レイに因縁のあるマッカーティが大暴れ。ザ・グッド・ハンズを蹴散らし、ブリー・レイにもかかってこいと挑発。ブリー・レイは戦いを避け、その間に勢いに乗ったマッカーティはスカイラーにスタナーを決めてフォール勝ち。元アイスホッケー選手が圧倒的な強さを見せつけた。試合後、ケニー・キング、フランキー・カザリアン、マーシャ・スラモビッチ、そしてミッキー・ジェームスも乱入して大乱闘ととなった。
 また、ROH軍団オナー・ノーモアを率いていたエディ・エドワーズが軍団解散の責任をPCOになすりつけた為、抗争が勃発したエドワーズとPCOは遂にシングルマッチで激突となった。お互いに相手に試合に乱入を繰り返し、一度はエドワーズがPCOを生き埋めにしたものの、復活したPCOはエドワーズを攻撃し続けてきた。試合は怒りに燃え怪物と化したPCOが観客の声援も受けて優勢に攻める。しかしPCO勝利かと思われた所、エドワーズの妻、アリーシャが乱入し、PCOを竹刀で攻撃。この乱入でエドワーズが逆転し、ボストンにーパーティでフォール勝ち。反則絡みでエドワーズ勝利に、激怒したPCOは会場の外まで逃げるエドワーズを追いかけ、エドワーズは車に乗って慌てて逃げ去った。
 また番組最後には、すでに発表されていたインパクト世界王者ジョシュ・アレキサンダーが大会直前に上腕三頭筋断裂、長期欠場で王座返上するアレキサンダーが家族と共にリングで改めてファンに説明した。そしてスコット・ダモール社長、インパクト世界王座決定戦を行うスティーブ・マクリン、KUSHIDAもリングで対峙。アレキサンダーは辛い思いを語りながら、ベルトをダモール社長に返上し、必ず戻ってきて王者に返り咲くことを熱弁し、マクリン、KUSHIDAにも声をかけた。アングルではない本当の怪我によって王座返上するアレキサンダーの悲痛な姿に地元であるカナダの会場からは「サンキュー・ジョシュ!」のコールが響き渡った。そこで抗争中であるマクリンが怪我は自分との戦いから逃げる口実だと挑発、アレキサンダーが臨戦態勢となるも、ダモール社長が割って入り、マクリンと口論となる。そして、KUSDIDAとマクリンが乱闘となった。新王者決定までまだまだ波乱がありそうだ。

■ Impact Wrestling
日時:2023年3月23日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ合衆国 TVテーピング

<シングルマッチ>
○エディ・エドワーズ
 ピンフォール
●PCO

<6人タッグマッチ>
○トミー・ドリーマー、上村優也、ダレン・マッカーティ
 ピンフォール
●ブリー・レイ、ザ・グッド・ハンズ(ジェイソン・ホッチ & ジョン・スカイラー)

<シングルマッチ>
○ジョディ・スレット
 ピンフォール
●タラ・ライジング

<シングルマッチ>
-ジョナサン・グレシャム
 ノーコンテスト
-マイク・ベイリー

<タッグマッチ>
○モーターシティ・マシンガンズ(クリス・セイビン & アレックス・シェリー)
 ピンフォール
●TMDK(シェイン・ヘイスト & バッド・デュード・ティト)