大仁田厚より全日本プロレスへコメント!全日本プロレス新宿FACE大会を観戦

「全日本プロレスよ、FMWEに参戦してみろよ!」大仁田が挑発発言

大仁田厚が古巣・全日本プロレスにFMWE参戦を要求した。

2月4日に開催された、全日本プロレス八王子エルフォスタアリーナ大会で、全日本史上初となる電流爆破形式によるアジアタッグ王者をヨシタツと奪取した大仁田。

集客に苦戦していたこの大会は、大仁田参戦と電流爆破が発表されてから注目を集めたこともあり、蓋を開けてみれば札止め超満員となった。

全日本プロレスに実績を作ることで恩返しをした大仁田だが、その後なんのアクションも無い古巣に、苛立ちがあるようだ。

「歴史あるアジアタッグを俺に奪われたままでさ、アイツら何も言ってこないんだぜ。悔しくないのか、それとも全日本の所属選手はみんな、電流爆破が怖いのか。」

と大仁田は困惑と苛立ちを滲ませる。

「俺はアジアタッグの選手権は電流爆破で、と公言してるし、パートナーのヨシタツ選手も承諾してくれてる。全日本に誰か骨のあるヤツはいないのか?そうだ、まずは4月29日に横浜でFMWEの大会あるから、全日本から誰か出てこいよ。うん、それが良いよ。FMWEの電流爆破ほど、ガチンコで過激な試合はないんだからさ、これ以上無いものを先に体感しにこいよ。」

そして最後に邪道は、

「これは全日本プロレスの全選手に対する、FMWEからの参戦要求だ。誰か度胸のあるヤツはいないか?3月14日に、都内で記者会見するから必ず誰か出てこいよ。」

と、参戦を促す言葉を述べた。

ここまで邪道に好き勝手されて、全日本プロレスの選手はどう出るのか?アジアタッグを奪われているだけに、相手にしない、という姿勢は逃げとも捉えられる。全日本プロレスサイドの出方に注目したい。

3月14日18時半より新宿FACEで開催された「#ajpwドリームパワーシリーズ2023」の第3試合6人タッグの試合後、急遽次のアジアタッグ選手権のカードが決まった。

同日昼間に行われたFMWE4月29日横浜鶴見青果市場大会の記者会見において、全日本プロレスの石川修司が現れ、FMWE初となる全日本プロレス所属選手の参戦が決まったばかりだが、その席で大仁田は、「今夜新宿FACE大会を、来てくれたお礼に観に行くよ」と口走った。

リップサービスかと思われたが、大仁田は本当にチケットを買い正面から堂々と会場に現れた。

第3試合、全日本プロレス認定6人タッグ王座決定戦において、大森のカットインからめんそーれが試合を決め、大森隆男、ブラックめんそーれ、ATM組が王者となった。

大人しく観戦する大仁田だったが、新チャンピオン誕生の後にマイクを持っためんそーれが、大仁田に絡んだ。

「6人タッグのベルトとったぞー!このベルトを取ったら俺はいいたと思ってた!

プロレス界で邪道と言ったら大仁田厚。全日本プロレスでは、蛇の道で「蛇道」、俺のことだ。

大仁田さん、あんた、アジアのベルトもってんだろ?大森さんと俺に挑戦させてくれよ」

呼応して大仁田は有刺鉄線バットを手に、客席からリング下まで来ると、開口一番「おい、頭に被ってるそれ、なんだ?」とめんそーれのマスクに興味を示した。

「おい、電流爆破受けるんだな?本当だな?」

との大仁田の問いかけに、めんそーれは

「なんだってやってやるよ!」

と息巻いた。

タッグパートナーに名乗りをあげた大森は、

「大仁田さん、取り敢えず今日はとっととお帰りください。そして俺たちがベルトを取る時までに、ベルトを磨いておいてくださいよ。」と冷静に話した。

其の後リング下にめんそーれを呼び寄せた大仁田は、持参した有刺鉄線バットで腹を突くと、場外を引きずりまわし、最後は観客の持っていたペットボトルをぶちまけて、会場を後にした。

大仁田コメント「大森さん、めんそーれさんよ、八王子大会の5倍の火薬量で電流爆破を用意する。後悔するなよ。」と語った。