2023年1月1日、『あけおめHプロ×IMPACT.30』が朝7時より開催された。
メインイベントでは安藤雅生vs.田馬場貴裕の令和の巌流島決戦がマッチメイクされた。両者がタッグを結成したのは過去に一度だけ、それまで両雄は幾度となく対戦し、7戦して田馬場が1勝、安藤が4勝、2つの引き分けと安藤が大きく勝ち越してる。
本大会より旧パンクラスルールを基準にしたIMPACTであるが、グラウンド状態での頭部、顔面への膝蹴り、サッカーボールキックが解禁となった。
ゴングと同時に安藤は突進して田馬場を捕まえると強引にベリートゥーベリーで投げるとそのまま袈裟固めに捕らえる。袈裟からアームバーに切り替えると田馬場は頭を抜いてバックポジションから掌底を打ち込んでいく。安藤が田馬場を引き剥がすとヒールフックを狙う。これに田馬場は急いでエスケープ。立ち上がった田馬場に安藤は再び突進し、一本背負いで田馬場をぶん投げる。そして、再度ヒールフックを狙うも田馬場が下からの蹴り上げで阻止。スタンドに戻ると田馬場は掌底を連打。安藤の掌底を打ち返し、タックルに入る。
しかし、ここで田馬場のカウンターの膝が安藤の顔面にヒット。動きが止まった安藤に田馬場は掌底パウンドから肘連打。そして安藤の頭を抑えつけるとこの日より解禁となった顔面へのサッカーボールキックが安藤の顎にヒット。動けなくなった安藤を見て塙レフェリーは田馬場が2発目を蹴る前に試合を止めた。田馬場がKO勝利を納めた。
この日は元旦興行ということで、“戦うレースクイーンRiko”こと林涼子はもう一つの顔である巫女で登場。大会開始前にはご来場頂いた皆様、選手一同の健康と飛躍を祈願した。また本物の巫女がリングに上がるのはマット界初の出来事である。
安藤雅生は漢だ。
IMPACTでは審判部長としての面もあり、俺の前では1番殺気が漂うプロレスラー。今後ともIMPACTを宜しくお願い致します。
■ Hプロダクション×IMPACT.30「あけおめHプロ×IMPACT」
日時:1月1日朝7時~
会場:王子ベースメントモンスター
【試合結果】
<第5試合 IMPACTルール無差別級 1/無制限>
○田馬場貴裕
2分55秒 顔面へのサッカーボールキック⇒KO
●安藤雅生
<第4試合 新春バトルロイヤル 60分 9名参加>
○内田ノボル
5分1秒 ハイキック⇒体固め
●HⅡ
※内田が優勝
※退場順:ニンジャリ・ー、中川達彦、BONITA、マスクド・クローン、ヨーヘイ、塙純一、定アキラ、HⅡ
<第3試合 タッグマッチ 1/30>
○ザ・ブルーシャーク 清水来人
10分56分 ムーンサルトプレス⇒片エビ固め
佐野直 ●瓦井寿也
<第2試合 1/20>
○大和ヒロシ
11分11秒 フロッグスプラッシュを切り返してのエビ固め
●大谷譲二
<第1試合 2023年多分どこの団体よりも早い新年のタイトルマッチ DFC無差別級選手権試合 1/60>
○[王者]ハンマーコング
8分18秒 ラリアット⇒片エビ固め
●[挑戦者]三代目網元覆面太郎
※王者・ハンマーコングが防衛に成功
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