全日本退団のTAJIRI、1月3日が日本最後の試合となるか

 12月25日、全日本プロレスの年内最終興行「#ajpw Xmas MANIAx」が後楽園ホールで開催され、この日を最後にジェイク・リーとTAJIRIが同団体を退団した。
 TAJIRIは2017年より全日本マットに本格参戦し世界ジュニアやGAORA TV、アジアタッグ等、数々のタイトルを獲得してきた。
 退団前日にはTwitterで「人生って必ず誰もが自分から去っていくし、自分も誰からも去っていく。そういうもんだろ。」と呟いたTAJIRI。今後の去就に注目が集まるが、現時点での日本での最後の試合はTAJIRI曰く、 1月3日の九州プロレス、新宿FACE大会だという。

 2001年から5年間、WWEスーパースターとしてその名を世界に轟かせ、現在も世界を股にかけた活躍を続けるTAJIRI。各国のプロレスのウクライナ戦争の影響や選手との交友録を記した著書「戦争とプロレス(徳間書店)」も好評で”文豪レスラー”としても幅広く活躍しており、今後は世界のいずれかの国を拠点に活動するのでは、とも考えられる。

「とにかくオレはこの日以降、日本でのプロレスの予定は本当に一切組んでいません。あることを自分で決めてはいるのですが、それが確定するのはこの1月3日九州プロレスのメイン終了直後になると思われます。なぜか?当日わかる手筈だけはすでに打ってあります。」

 1月3日、九州プロレスの若き王者・野崎広大とタイトルマッチを行うTAJIRI。「九州プロレス侵略」を宣言して半年、たどり着いたベルトへの挑戦だが、勝敗の行方と共に、これが果たしてTAJIRIの日本最後の試合となるのか、それとも試合後に予告通り何かが起こるのか。全く予測出来ないだけに注目が集まる。


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