[週刊ファイト12月29日-2023新春号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼NXT女子タッグ3wayニューデイ防衛!Gウォーラー鉄板Bブレイカー
(c) 2022 WWE, Inc. All Rights Reserved. 編集部編
■ WWE NXT
日時:12月20日(録画番組現地放送時間 日本WWEネットワーク木曜以降)
会場:米フロリダ州オーランド Capital Wrestling Center
クリスマスシーズンなので、今回のと次週分は録画番組になりすでに会場では収録済み。専門媒体の場合、そりゃ先に結果も知っているわけだが、編集番組の場合、順番変えたかぁとか、合間の様々なセグメントが面白かったりするわけで、実際この回の視聴率は上がっている。
ということで、せっかくWWEジャパンからの広報文もあるので、本誌の紹介も順番を変えて番組最後のグレイソン・ウォーラーからにする。なにしろロクサーヌ・ペレスが女子王座を戴冠したNXTなのだ。男子の方もフレッシュにやれとばかり、しゃべれるグレイソンが自分で「俺こそが将来のWWEだ」、「俺様こそチャンピンであるべき」とやるのは、実際仕事出来るし、本誌的にも異論ナシなのである。
◆次期王座挑戦者グレイソン・ウォーラーが隠し鉄製ベストで王者ブロン・ブレイカーを粉砕
“アイアン・サバイバー”こと次期王座挑戦者グレイソン・ウォーラーが、ジャケットの下に隠していた鉄製ベストでNXT王者ブロン・ブレイカーを沈めて術中にはめた。
「NXTデッドライン」の男子アイアン・サバイバー・チャレンジを制した次期王座挑戦者ウォーラーが番組エンディングに登場すると、「俺は待つつもりはない。今、ここでNXT王座を奪取してやる」と王者ブレイカーを呼び出した。しかし、反応のないブレイカーに対して「臆病者だったのを忘れていたよ。俺はすぐに史上最高のNXT王者になるからな」とさらに挑発すると、クラクションを鳴らしたブレイカーの車が暗闇になった夜の会場に到着。ウォーラーはリングに走り込んできたブレイカーのスピアーを浴びたが、逆にブレイカーの方がマットに撃沈。するとウォーラーが自身のジャケットを脱いで隠していたベストから鉄板を投げ捨てると「NXT:New Year‘s Evilでもお前の裏をかいて王者になってやる」と王座奪取を宣言した。
番組順に戻ってカーメロ・ヘイズとアクシアムの次世代対決から。ヘイズもいつ召集がかかってもおかしくないのだが、WWEネットワークは現地放送でのCMの箇所まで削ってしまうので、なんか途切れ途切れに繋いでいる印象があり、その意味では評価不能かも。もちろん二人ともダイナミックに絵になる試合してくれてはいるんだが・・・。
雪崩式フランケンシュタイナーを狙うアクシアムをトリック・ウィアムスが妨害、それでヘイズのダイビング・レッグドロップが決まるというケツだ。ただ、憎きウィリアムスにアクシアムがアサイ・ムーンサルトを見舞っていた。
仲間割れからのゾーイ・スタークとニキータ・ライオンズの遺恨戦が、もう花道入場段階から始まり、そのままゴングに。ゾーイがロープ持ったまま丸め込むズル勝ちにしてました。
Toxic Attraction(ジージー・ドリン&ジェイシー・ジェイン)が勝たないことはわかってるんだが、やはり毎週見ているファンの注目は女子タッグ王座の3way戦なのではなかろうか。カタナ・チャンス&ケイデン・カーターの防衛戦である。ようやくメディカルもクリアーになったアイビー・ナイル&テイタム・パクスリーがどんな試合を見せるのかにも興味が湧く。
特に目立った連携はなかったんだが、アイビーの例の冬木弘道のストレッチプラムをケイデンがくるっと回ってのフォール防衛でした。