MAS FIGHTバックチョーク決着もあった対抗戦はタイ側の2勝1敗!『MAS FIGHT CAMBODIA』

©Town Sports
 12月11日カンボジア・プノンペンのTown Full HDTVスタジオで開催された『MAS FIGHT CAMBODIA』。カンボジアムエタイ“クン・クメール”の4選手によるワンデー勝ち抜き戦「クン・クメール マラソン54㎏(全3試合)」をメインに9分1Rの立ち技格闘技MAS FIGHT2試合、クン・クメール国際戦1試合の全6試合が行われた。カンボジア vs タイのMAS FIGHT2試合はタイ選手の2KO勝、第5試合のカンボジア vs.タイ65㎏戦ではファー二ミット・ヴィリヤジム(タイ)がバックチョークによるタップを奪う勝利で、立ち関節技有効のMAS FIGHTならではの結果となった。(トップ写真)クン・クメール国際戦は、トゥン・ヴァナ(カンボジア)がTKO勝。対抗戦3試合はカンボジア1勝2敗となった。

       クン・クメール“マラソン”54㎏出場の4選手
 判定(ソーダ・ソセン)・KO(バン・リン)勝で勝ち上がった選手の決勝戦は、バン・リンが判定勝で優勝・240万リエル(約7.9万円)の賞金を獲得。準優勝のソーダ・ソセンは、160万リエル(約5万3千円)を獲得した。
     
※◇MAS FIGHTルール
・1ラウンド9分
・判定なし、9分闘い抜けば引分、KO決着のみ
・2ダウンでKO敗
・立ち技のみ(※投げ可)


2021年11月14日大会より9分1Rの立ち技格闘技“MAS FIGHT”はグローブを着用せず、バンテージのみの古式ムエタイ“カッチューア”形式のノーグローブ戦“クン・クメール・ボラン”も時々行われている。※今大会はノーグローブMAS FIGHT戦はなし

■『MAS FIGHT CAMBODIA-week 146』
日時:2022年12月11日 15:00開始(日本17:00)
会場:カンボジア・プノンペン・TOWN FULL HD TV スタジオ
試合の様子は公式Facebookページ公式Youtubeでもライブ配信されている。
12月11日大会:https://youtu.be/IkxSt4Ld8To

<第6試合 クン・クメール54㎏ マラソン 決勝戦3分3R>
●ソーダ・ソセン(カンボジア)សូដា សូសែង -Soda Soseng
 判定
○バン・リン(カンボジア)បាន លីម-Ban Lin

<第5試合 MAS FIGHT 65㎏ カンボジア vs.タイ 9分1R>
●コン・ソムポ(カンボジア)គង់ សំបូរ -Kong Sompo
 SUB ※バックチョークによるタップバック
○ファー二ミット・ヴィリヤジム(タイ)Fahnimit Viriya Gym

<第4試合 MAS FIGHT 54㎏ カンボジア vs.タイ 9分1R>
●エリット・ファネス(カンボジア) អេលីត ផានិត-Elit Phaneth
 KO ※2ダウン(左ボディ) ペットナムハンは右フックでダウン先取
○ペットナムハン・シットチャーシン(タイ)Phetnamkhang Sitcharnsing

<第3試合 クン・クメール57㎏ カンボジア vs. タイ 3分3R>
○トゥン・ヴァナ(カンボジア)ធន់ វណ្ណា-Thun Vanna
2RTKO ※パンチ・肘の連打でレフェリーストップ トゥン・ヴァナは2R右縦肘でダウン先取
●デン・ソー.ジャーンヴス(タイ)Den Sor.Jarernvuth

<第2試合 クン・クメール54㎏ マラソン 準決勝戦3分3R>
○バン・リン(カンボジア)បាន លីម-Ban Lin
 3RKO ※右縦肘
●フン・チュンハーン(カンボジア)ហ៊ុន ឈុនហេង-Hun Chunheang

<第1試合 クン・クメール54㎏ マラソン 準決勝戦3分3R>
○ソーダ・ソセン(カンボジア)សូដា សូសែង -Soda Soseng
 判定
●ヨーン・ピセィ(カンボジア)យ៉ន ពិសី-Yorn Pisey

※1リエル=0.033円 ※2022年12月13日時点

◇カンボジアの感染概要

「各日」は前日以降に新たに報告された感染者数
データ提供元:JHU CSSE COVID-19 Data·このデータについて
12月11日までの概要:陽性者:13.8万、死亡者:3,056
 現在感染状況が沈静化しているカンボジアでは、10月3日保健省が同日以降、カンボジア入国時のワクチン接種証明書やワクチンカードの提示を不要とする旨を発表、ワクチン未接種者に対する到着時の抗原検査も実施されおらず、カンボジア入国時の水際防疫措置は事実上全て撤廃されたこととなった。
※但し、今後の感染状況次第では、急遽変更となる可能性もある。
カンボジア国内では、ワクチン接種が積極的に進められており、カンボジア人と外国人の区別なく、希望者に対してはブースター接種も含め無料ワクチン接種が行われている。そして、抗原簡易検査キットは、一般の医療機関や薬局などで容易に購入でき、検査しやすい状況になっている。そして全人口1,600万人に対するワクチン接種割合は、11月25日発表時点で人口比の95.4%(14,590,810人)となっている。
ソース:在カンボジア日本大使館日本貿易振興機構(JETRO),
Googleニュース

・しかしカンボジアはワクチン未接種でも現地隔離することなく入国できる国である。
ソース:入国規制が一切ない国一覧JST海外旅行専門会社

 カンボジア保健省からは、オミクロン株感染を完全になくすことは不可能だとして、感染を最小限に抑えるために「3つのDoと3つのDon’t」の励行やワクチン接種を呼びかけ、4度目の接種も進行し、6月9日より最前線で働く労働者や、免疫が低いとされる人々から5度目の接種も開始している。
ソース:NNA ASIA アジア経済ニュース、ポステ・カンボジア生活情報サイト日本経済新聞アジア経済ニュースカンボジア経済
・クラスター発生源は、隔離中の中国人が隔離ホテルから賄賂を使って脱走し、クラブやサービスアパートメント等で感染を広げたとされている。
SankeiBiz:https://www.sankeibiz.jp/macro/news/210308/mcb2103080612001-n1.htm

「3つのDoと3つのDon’t」の励行
Do(1)手指の洗浄・消毒https://miruhon.net/?p=208004&preview=true
(2)マスクの着用
(3)ソーシャル・ディスタンス(1.5m)の確保
Don‘t(4)密閉空間を避ける
(5)人混みを避ける
(6)他人との接触を避ける