神助がWBCムエタイ日本査定マッチ勝利!INNOVATIONスーパーウェルター級新王者に馬木樹里!『Z RACING PARTS presents RESISTANCE-10』

 2022年12月4日(日)キックボクシング・イノベーション「Z RACING PARTS presents RESISTANCE-10」が、東京・品川インターシティホールにて開催された。ダブルメインイベントでは、WBCムエタイ日本バンタム級ランキング査定マッチでINNOVATIONバンタム級王者の神助が、3連勝中の山田航暉に判定勝。INNOVATIONスーパーウェルター級(69.85kg)王座決定戦では、馬木 樹里が判定勝で新王者となった。

■ キックボクシングINNOVATION「Z RACING PARTS presents RESISTANCE-10」
主催:JAPAN KICKBOXING INNOVATION
日時:2022年12月4日(日)
会場:品川インターシティホール(東京都港区港南2-15-4)
INNOVATION公式サイト https://kick-innovation.com
INNOVATION公式Twitter https://twitter.com/j_kb_innovation
INNOVATION公式Facebookページ https://www.facebook.com/JapanKickboxingInnovation/

<第7試合 ダブルメインイベント2 WBCムエタイ日本バンタム級ランキング査定マッチ 53.6kg契約 3分3回戦>
○神助(シンスケ/エムトーンジム/INNOVATIONバンタム級王者、WBCムエタイ日本バンタム級3位)
 判定2-0(29-29、29-28、29-28)
●山田 航暉(ヤマダ・コウキ/キング・ムエ/元WMC日本スーパーフライ級王者)

1ラウンド、神助のワンツーを中心としたパンチ連打の積極性が光るが、これを山田はガッチリとしたガードで受け止め左ミドルキックと右ローキックでリターンする。スピーディーな神助に対し堅実で慎重な山田の印象。
2ラウンド、首相撲の展開になるとムエタイキャリアの長い山田が圧倒するかと思われたが、神助が山田をキャッチしつつ放り投げ、関係者が唸る一幕あり。山田は多彩なローキックで神助の脚を集中砲火。特に左奥脚にクリーンヒットを集める。そんな中、神助は左ハイキックや飛びヒザ蹴りを織り交ぜ手数は増す一方。
3ラウンド、神助の勢いを増すばかりのパンチ連打が火を噴く中、山田は右ローキックを強振しヒットするだに効いていたと思われるが、それを神助はおくびも出さずにコンビネーションブローを止めることがない。大きな差はなくともハイレベルな好勝負。
結果は、判定2-0のマジョリティデシジョンで神助。WBCムエタイ日本バンタム級王者を狙う神助が強豪の山田から値千金の金星を奪った。

<第6試合 ダブルメインイベント1 INNOVATIONスーパーウェルター級(69.85kg)王座決定戦 3分5回戦(延長1ラウンド)>
●風間 大輝(カザマ・ダイキ/橋本道場/INNOVATIONスーパーウェルター級8位)
 判定0-3(48-49、47-49、48-49)
○馬木 樹里(ウマキ・ジュリ/岡山ジム/INNOVATIONスーパーウェルター級6位)
※馬木がINNOVATIONスーパーウェルター級王者となる

1ラウンドと2ラウンド、パンチで前進しようとする風間に馬木が左ミドルキックや左三日月蹴りを合わせる。
3ラウンド、勝負に出た風間のパンチが山田に当たりだす。
しかし、馬木のムエタイテクニックは「そうはさせじ」と敵を遠ざけるロングリーチを活かした攻撃を主とする。
4ラウンド、全力をかけて自分を鼓舞する風間は、正確な動きの馬木にパンチをヒットさせがち。そんな中、手数を積極的に出し続ける風間の左こめかみに右フックをねじ込んでダウンを奪取する。
5ラウンド、ダウンを奪われたことで勝負にでなくてはならない風間はパンチで猛追。馬木はこれらを受け止め倍返しとばかりにヒジ打ちを交えて応戦し、時として打ち勝ってみせる。特に縦ヒジ打ちは強烈。焦る風間はパンチと左ローキックなどを反撃の武器とするが、馬木に別段と疲弊したりする様子はなく、そのまま押し込んでユナニマス判定をものにした。第4試合の翔貴が無念の中、岡山ジムの底力を見せつけ、新たなチャンピオンが生まれた。

<第5試合 セミファイナル INNOVATIONスーパーフェザー級(58.97kg)王座挑戦者決定トーナメント決勝戦 3分3回戦(延長1ラウンド)>
○紀州のマルちゃん(キシュウノマルチャン/武勇会/INNOVATIONスーパーフェザー級2位)
 判定3-0(29-28、29-28、29-28) 
●RISING大輝(ライジングダイキ/RISING己道会/INNOVATIONスーパーフェザー級3位)

<第4試合 ジム対抗戦 スーパーフェザー級(58.97kg) 3分3回戦 首相撲、肘打ちなし>
●翔貴(ショウキ/岡山ジム/元ルンピニージャパンフェザー級王者)
 判定0-3(27-30、28-30、28-30)
○藍之輔(ランノスケ/STRIFE)
※藍之輔が計量3.18kgオーバーながら翔貴がグローブハンデと減点を拒否。

<第3試合 ジム対抗戦 51.5kg契約 2分3回戦  肘打ちなし>
○亜々斗(アアト/井上道場)
 1RTKO 0分49秒
●石井 識規(イシイ・サトキ/STRIFE)

<第2試合 ジム対抗戦 62.5kg契約 2分3回戦 肘打ちあり>
○切詰 大貴(キリヅメ・ダイキ/武勇会)
 1RTKO 0分54秒
●大山 完(オオヤマ・カン/STRIFE)

<第1試合 ジム対抗戦 女子52kg契約 顔面膝蹴り、肘打ちなし>
○Melty輝(メルティーキラ/TEAM AKATSUKI)
 判定3-0(29-25、29-25、30-25) 
●山本 知美(ヤマモト・トモミ/FAITH)※山本が計量1.45kgオーバーで減点2、グローブハンデあり。

2023年大会予定
2023年02月19日(日) TKPガーデンシティ千葉(千葉県千葉市中央区問屋町1-45 千葉ポートスクエア内)
2023年03月05日(日) コミュニティプラザ平野(大阪府大阪市平野区長吉出戸5丁目3-58 平野区民センター)
2023年04月30日(日) 新宿FACE(東京都新宿区歌舞伎町1丁目20-1 ヒューマックスパビリオン新宿7F)
2023年07月09日(日) 品川インターシティホール(東京都港区港南2丁目15-4)
2023年09月17日(日) 新宿FACE(東京都新宿区歌舞伎町1丁目20-1 ヒューマックスパビリオン新宿7F)
2023年12月03日(日) 品川インターシティホール(仮/東京都港区港南2丁目15-4)