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11月25日(現地時間)にニューヨーク州ニューヨークで『PFL 10: 2022 Championships』が開催された。
世界唯一の総合格闘技(MMA)リーグであるプロフェッショナル・ファイターズ・リーグ(Professional Fighters League、PFL)は、レギュラーシーズン、「勝ち抜き」プレーオフ、シーズンを締めくくるチャンピオンシップで闘う個人のファイターが参加する真のスポーツとしてMMAを提供する最初の組織である。MGM Televisionとの新しい提携は、世界中の3億人のMMAファンとの交流の最大化を目指すPFLマルチプラットフォーム配信に、台本なしのプログラムとショート形式のコンテンツを提供する。当初の台本なしシリーズは、ファイターの日常生活をファンに提供し、チャンピオンがPFLリーグ・プレーオフで出場権を獲得するパラレル・トーナメントを特徴とする。
今大会は2022年最終大会で、各階級の王者が決まる決勝大会となった。各階級のリーグ戦を勝ち上がってきた二名で、決勝戦が行われることとなり、メインは女子ライト級決勝戦で、MMA15戦全勝無敗のケイラ・ハリソンとラリッサ・パチェコの対戦となった。下馬評は無敗のハリソンが圧倒。しかし、試合は1Rこそ圧倒したハリソンだったが、ラウンドが進むにつれ、逆にパチェコがグランドでポイントを奪い、なんと判定でパチェコが勝利。番狂わせでパチェコが優勝となった。
ヘビー級決勝戦は、日本のライジンにも参戦したアンテ・デリアがマテウス・シェッフェウと対戦。試合はデリアが凄まじいパンチラッシュでシェッフェウを金網際に追い込みKO勝ち。デリアが見事にヘビー級王者に輝いた。
王座戦最初の試合はライトヘビー級戦で、ロブ・ウィルキンソンがオマリ・アクメドフを金網際に追い込んでパンチラッシュで滅多打ち。ラウンド終了後、アクメドフが立ち上がれなくなり、TKIでウィルキンソンが2022年のライトヘビー級王者に輝いた。
■ PFL 10: 2022 Championships
日時:2022年11月25日(現地時間)
会場:アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク
<女子ライト級決勝>
○ラリッサ・パチェコ(ブラジル)
判定 3-0
●ケイラ・ハリソン(米国)
<フェザー級決勝>
○ブレンダン・ラウネーン(英国)
4R 2分38秒 TKO
●バッバ・ジェンキンス(米国)
<ヘビー級決勝>
○アンテ・デリア(クロアチア)
1R 2分50秒 TKO
●マテウス・シェッフェウ(ブラジル)
<女子フェザー級>
○アスペン・ラッド(米国)
判定 2-1
●ジュリア・バッド(カナダ)
<ライト級決勝>
○オリヴィエ・オバメルシェ(カナダ)
2R 4分40秒 KO
●スティービー・レイ(英国)
<ウェルター級決勝>
○サディボウ・シ(スウェーデン)
判定 3-0
●ディラノ・テイラー(米国)
<ライトヘビー級決勝>
○ロブ・ウィルキンソン(豪州)
2R 5分00秒 TKO
●オマリ・アクメドフ(ロシア)
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