[週刊ファイト11月17日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼ケーシー画伯のRizin Landmark公開計量⇒前夜祭⇒ミノワマンZ劇場
photo 画 text by ケーシー w/編集部編
筋トレして柔術もやってる、格闘系ラウンドガールあきぴ
○公開計量
今回は限定20名が公開計量を観る事ができ参加、右側の狭いコーナーで観覧した。久しぶりに公開計量だったので緊張しながら観ていた。
選手を呼ぶ係の人が非常にいいタイミングで声をかけていたのでめちゃめちゃスムーズに計量が進んでいた。
乱闘もなく(ギブレインは演技)全員クリアであった。(前もってケガの為契約体重変更する方もみえたが・・・)
ずっと立ちっぱなしでの観覧だった。
○前夜祭
大会前日夜、名古屋某所にて前夜祭が開かれ約70〜90人のファンが集まり盛り上がった。
当初はゲストファイターは浜崎朱加、矢地祐介、朝倉海の3人であったが、シークレットゲストで昇侍が登場。MCから、どこでも来るんですねと突っ込まれていた。
前夜祭の内容はここだけの話にしてくれとの通達があるため詳しい事は話せないが、榊原CEOからの今後の話や、ゲストファイターとファンとの交流(本当に楽しい)ができ、美味しい料理も楽しめるのでファンは参加すべき。
■ RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA
日時:2022年11月6日(日)
会場:ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)
○試合
オープニング 1
佐藤執斗 vs KAZUNORI
シュートボクシング日本王者の佐藤は最初MMAの試合だったが、相手がおらずキックルールの試合になった。
試合は秒殺ハイキックKOで、ケージの上に初めて飛び乗り喜びを表した。次はMMAで観たい。
オープニング 2
久保健太 vs 秀義
秀義のセコンドには、UFCで水垣選手のセコンドに何回も付いている原氏が付き指示を出す。地元の先輩である久保に正面からぶつかっていったが、後半は久保が畳みかける攻撃に撃沈。秀義は這い上がってくることを期待。
(久保の膝蹴りが最初ローブローだったのではないかとの疑問もある)
本戦 2
魚井フルスイングvsヤン・ジヨン
RIZIN沖縄大会で衝撃日本デビューを飾ったヤン・ジヨン選手。
一発を持つ魚井選手との試合は珠玉のマッチメイク。
何発か被弾するもバランス良く動き、自分のペースを崩さないヤン・ジヨン、遂にパンチを魚井選手に当ててレフェリーストップ勝ち。
試合後の相手選手を気遣い、自分より魚井選手を映してくれと言っていた。
ヤン・ジヨン選手は次誰とやってもいい試合になること間違いない。
本戦 3
アラン゛ヒロ゛ヤマニハ vs 河村泰博
ボンサイ柔術のヤマニハに対するはファイティングネクサスからの新寝技師の河村。
ヤマニハの寝技をことごとくしのいで反撃する所は寝技師の本領発揮であった。
しかし、攻撃しているのはヤマニハで判定はヤマニハに上がった。
一本を取らせなかった河村はまた観たい選手だ。
本戦 4
青井人 vs 鈴木博昭
打撃で決めようという鈴木を途中からグラウンドで優勢にしていった青井の作戦勝ち。
鈴木はまだ寝技になったときの形が固まってないようだ。寝技を切って上からパウンドを打つ鈴木に期待したい。
本戦 5
中村優作 vs 征矢貴
このマッチメイクもセンスを感じる。どちらの当て感が勝っているのかを決める闘い。
征矢がどこかで一発当てると予想していたが優作がペースよく試合を作り粘り勝ち。絶対勝ちたいという優作の執念で勝ち取った勝利であった。
本戦 6
SARAMI vsラーラ・フォントーラ
前回は寝技の技術を少ししか見せることができなかったフォントーラが修斗王者に見せることができるかを期待したが、SARAMIが試合のすべてをコントロールして煽りVで言った通りの塩試合に決めた。
本戦 7
カルリ・ギブレイン vs 貴賢神
パンフではこの試合の前に休憩が入る予定だったがそのまま試合を始まった。休憩だと思って席を外し、この試合を見逃した人もいた。
試合はGLADIATOR櫻井代表が見守る中、ギブレインがパンチを細かく当てて貴賢神を削りパウンドから鉄槌で決めた。
GLADIATOR王者は強かった。
本戦 8
ミノワマンZ vs 侍マーク・ハント
’22年11月10日号Noah中邑真輔Gムタ SスカイウォーカーMLW独占 柴田勝頼AEW 猪木第5弾
個人的な裏メインの試合。体重差をどうやって凌ぐかを見たかったが、打撃から侍マーク・ハントが上に乗って殴る展開が何回か続き、ミノワマンZの動きが止まったためレフェリーストップとなった。
だが、ここからが本当のミノワマンZ劇場が始まった!!
勝った侍マーク・ハントが控室に帰ろうと会場の端っこにいたミノワマンZにマイクで待ったをかけた。
岐阜の先輩でもあるミノワマンZに対して、やり残したことをやってくれと懇願。
会場内でもミノワコールが起こり、ミノワマンZがケージに戻ってきて、SRF8回を会場全員でやってミノワマンZ劇場は終了した。
本戦 9
元谷友貴 vs 倉本一真
この日のベストバウトは文句無しでこの試合。
倉本選手のタフネスさと元谷選手の攻撃力の多彩さが光った一戦で、最終ラウンドの元谷選手の連続攻撃は芸術的でもあった。大晦日は元谷選手の相手が楽しみだ。
本戦 10
今成正和 vs 鈴木千裕
急遽参戦の千裕がどこまで今成対策をしてあるのかが不安であったが完璧にしのいで攻撃をし続けて文句なしの判定勝利。千裕は昇侍の一発に敗れた以外は勝ち続けているので、ファン仲間でも期待度がどんどん上がっており、上位陣との対戦が待たれる。
本戦 11
弥益ドミネーター聡志 vs 平本蓮
平本の都合による契約体重変更が物議を醸す事になったメインカード。
平本がやっと自分のMMAスタイルを確立して負けない形を作り上げた形だ。
サウスポーで待ちの状態でカウンター狙い、寝技はことごとく切って付き合わない。果たしてこのスタイルでフェザー級リミットでどこまで通じるか、次の試合で明らかになる。
弥益の身体のダメージが心配なメインであった。