［週刊ファイト11月10日号］収録 ［ファイトクラブ］公開中
▼Bレスナー遠征前ハロウィンRAWイヨDカイ陥落アレクサ&アスカ戴冠
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■ WWE RAW
日時；10月31日（現地時間 日本YouTube水曜以降）
テキサス州ダラス アメリカン・エアラインズ・センター
現地のハロウィン当日生中継、しかも大きなダラスのアメリカン・エアラインズ・センターからである。ビアンカ・べレアのコスプレした少女の写真が紹介されて、これはプロレス市民権の象徴であろう。
『クラウン・ジュエル』遠征前の回なので、通常は単なる仕込みと繰り返しになってしまいがちなんだが、結構面白い内容になったかと。但し、YouTube短縮版にカール・アンダーソンとダミアン・プリーストのカードが丸ごとカットとか興味深い細部もある。
RAW女子王者ビアンカ･ベレアが先週の乱入で因縁勃発したニッキー・クロスとノンタイトル戦で激突すると、試合途中に現れた「クラウン・ジュエル」の対戦相手ベイリーにポストに叩きつけられてピンチとなったが、最後はニッキーをKODで仕留めてなんとか勝利を収めた。
試合後にはビアンカがダメージCTRLに囲まれて暴行を受けると、そこへ登場したアスカ&アレクサがダメージCTRLを一蹴して救出し、バックステージではイヨ&ダコタへの王座挑戦を表明した。これによりメイン戦で両チームがWWE女子タッグ王座戦で激突すると番組内発表になる。
◆“ザ・ビースト”レスナー『クラウン・ジュエル』前に“筋肉魔人”ラシュリーと制止を振り切る大乱闘
“ザ・ビースト”ブロック・レスナーが「クラウン・ジュエル」を前に制止を振り切って“筋肉魔人”ボビー・ラシュリーと大乱闘を展開した。
レスナーとラシュリーは別々の場所からインタビューを受ける予定だったが、レスナーは現れずにラシュリーだけがインタビューに答えると「クラウン・ジュエルでレスナーがどんな奴か証明してやる」と息巻いた。すると突然、メガデスのTシャツでレスナーが花道からリングに姿を現すと「ラシュリーとのインタビューの為にきたんじゃない。闘うためだ。ここに出てこい」と挑発。レスナーは現れたラシュリーと花道で衝突するとレフェリーやスーパースターたちが止めに入る大乱闘に発展。さらにCCOトリプルHまで現れて乱闘を収めようとするも、お構いなしのレスナーは制止を振り切ってラシュリーに襲い掛かった。レスナー vs. ラシュリーの一戦が行われる「クラウン・ジュエル」は日本時間11月6日にWWEネットワークで配信される。
意図的なのか公式写真の点数が押さえられているのだが、なんといってもこの大会のベストマッチ賞はベストマッチ賞はベビーフェイス化したセス・ロリンズと、まだMoney In The Bankのブリーフケースを手にするオースチン・セオリーとのスピーディーかつ白熱の攻防戦である。フィニッシュのカーブストンプまで、お客さんがロリンズの入場曲を合唱しているのも凄い光景なのだ。これはどうかこの試合だけでもYouTubeを大きな画面に飛ばして大きな音で見て下さい。素晴らしい。
◆ローマン・レインズ「クラウン・ジュエル」前に豪語「俺がローガン･ポールをKOする話をすべき」
はい、ブランド分けが無意味になっているとはいえ、ブロック・レスナーだけでなく2本のベルトを誇示する統一王者ローマン・レインズも来ました。さすがに話題の中心サミ・ゼイン、いやサミ・ウーソらトライブの皆さんは居ませんけど・・・。
「クラウン・ジュエル」を前にローガン・ポールのメタルの入ってる右拳“ラッキーショット”を警告するザ・ミズを、スーパーマンパンチで沈めるセグメントでの登場。「俺がポールをKOする話をすべきだ」と豪語します。
レインズ（with ポール・ヘイマン）がリングに登場すると「2年以上にわたって敵を打ち負かしてきた自分こそが史上最高だ。2試合しかしていない“部外者”ポールとの試合なんて語らない」と言ってヘイマンにマイクを渡した。ヘイマンは「ポールはショーン･マイケルズとトレーニングしているが、クラウン・ジュエルではレインズに倒されるだろう」とレインズの代わりに王座防衛を宣言すると、そこへポールの元タッグパートナーのミズが現れた。ミズはレインズに敬意を示しながらも「俺がポールのことを一番良く知っているが、彼の右拳は本物だ。KOされたジェイ・ウーソに聞けばいい」とポールの“ラッキーショット”を警告すると、「お互い助け合えるはずだ。俺の試合でストーカー（デクスター・ルミス）から助けてくれたらポール戦の手助けをする」と提案した。
これにレインズは「なぜ皆はポールが俺をKOする話ばかりするんだ？」と質問しながらミズをスーパーマンパンチで沈めると、「俺がポールをKOする話をすべきだ」と豪語した。レインズ vs. ポールのWWEユニバーサル王座戦が行われる「クラウン・ジュエル」は日本時間11月6日にWWEネットワークで配信される。