上昇選手のエー・アムリンプートンがMAS FIGHTでKO勝!メーン・メキアは時間切れ引分!『MAS FIGHT CAMBODIA』

©Town Sports
 10月23日カンボジア・プノンペンのTown Full HDTVスタジオで開催された『MAS FIGHT CAMBODIA』は、カンボジアムエタイ“クン・クメール”の4選手によるワンデー勝ち抜き戦「クン・クメール マラソン60㎏(全3試合)」は、初戦をKOで勝ち上がった選手同士の対戦は、ソーン・ラキンが判定勝で優勝。

     クン・クメール“マラソン”60㎏出場の4選手

 9分1Rの立ち技格闘技MAS FIGHTは国際戦で、カンボジアの上昇選手メーン・メキアとエー・アムリンプートンの同門2選手(元クン・クメールの名選手エー・プトンのクン・クメールジムの選手)がタイ選手と対戦。メーン・メキアはMAX MUAYTHAI王座獲得歴のあるヌントラカーン(タイ)と9分戦い抜き時間切れ引分、この階級で長身(182㎝)のエー・アムリンプートンはストレート、前蹴り、蹴り、膝とリーチを活かした攻撃で主導権を握り、右ストレートでKO勝をおさめた。(トップ写真)

※◇MAS FIGHTルール
・1ラウンド9分
・判定なし、9分闘い抜けば引分、KO決着のみ
・2ダウンでKO敗
・立ち技のみ(※投げ可)


2021年11月14日大会より9分1Rの立ち技格闘技“MAS FIGHT”はグローブを着用せず、バンテージのみの古式ムエタイ“カッチューア”形式のノーグローブ戦“クン・クメール・ボラン”も時々行われている。※今大会はノーグローブMAS FIGHT戦はなし

■『MAS FIGHT CAMBODIA-week 140』
日時:2022年10月23日 15:00開始(日本17:00)
会場:カンボジア・プノンペン・TOWN FULL HD TV スタジオ
試合の様子は公式Facebookページ公式Youtubeでもライブ配信されている。
10月23日大会:https://youtu.be/M5A-SXxBctw

<第6試合 クン・クメール60㎏ マラソン 決勝戦3分3R>
●ミン・ノーン(カンボジア) នីម នន-Min Norn
 判定
○ソーン・ラキン(カンボジア)សន រ៉ាគីម-Sorn Rakhim

ソーン・ラキンは、賞金240万リエル(約87,000万円)を獲得。

準優勝のミン・ノーンには160万リエル(約5万8000円)が与えられた。

<第5試合 クン・クメール 63.5㎏ カンボジア vs. タイ 3分3R>
△メーン・メキア(カンボジア)ម៉ឺន មេឃា-Meun Mekkhea
 時間切れ引分
△ヌントラカーン・コー.カモルワット(タイ)Nuengtrakarn Kor.Kamolwat

<第4試合 MAS FIGHT 63.5㎏ カンボジア vs.タイ 3分3R>
○エー・アムリンプートン(カンボジア)អេ អាំម៉ារីនភូថង -Eh Amrarinphouthong 
 KO ※右ストレート
●サントンノイ・ムートン・アカデミー(タイ)Sangtongnoi Mhoothong Academy

<第3試合 クン・クメール57㎏ 3分3R>
○カム・コンクラ(カンボジア)ខាំ កូនខ្-Kham Konkla
判定
●ロング・アチャート(カンボジア)ឡង អាឆើត-Long Ahchert

<第2試合 クン・クメール60㎏ マラソン 準決勝戦3分3R>
○ソーン・ラキン(カンボジア)សន រ៉ាគីម-Sorn Rakhim
 2RKO ※右ミドルキック
●ジョブ・セイハ(カンボジア)ចាប សីហា-Job Seyha

<第1試合 クン・クメール60㎏ マラソン 準決勝戦3分3R>
○ミン・ノーン(カンボジア) នីម នន-Min Norn
 1RKO ※右ストレート
●ロンチ・ヴァンディ(カンボジア)ឡូញ វណ្ណឌី-Lounch Vandy

※1リエル=0.036円 ※2022年10月26日時点

◇カンボジアの感染概要

「各日」は前日以降に新たに報告された感染者数
データ提供元:JHU CSSE COVID-19 Data·このデータについて
10月24日までの概要:陽性者:13.8万、死亡者:3,056
 現在感染状況が沈静化しているカンボジアでは、10月3日保健省が同日以降、カンボジア入国時のワクチン接種証明書やワクチンカードの提示を不要とする旨を発表、ワクチン未接種者に対する到着時の抗原検査も実施されおらず、カンボジア入国時の水際防疫措置は事実上全て撤廃されたこととなった。
※但し、今後の感染状況次第では、急遽変更となる可能性もある。
カンボジア国内では、ワクチン接種が積極的に進められており、カンボジア人と外国人の区別なく、希望者に対してはブースター接種も含め無料ワクチン接種が行われている。そして、抗原簡易検査キットは、一般の医療機関や薬局などで容易に購入でき、検査しやすい状況になっている。そして全人口1,600万人に対するワクチン接種割合は、1回目の接種完了者が95.0%、2回目が90.9%、3回以上が63.7%となっている。
ソース:在カンボジア日本大使館日本貿易振興機構(JETRO)

 カンボジア保健省からは、オミクロン株感染を完全になくすことは不可能だとして、感染を最小限に抑えるために「3つのDoと3つのDon’t」の励行やワクチン接種を呼びかけ、4度目の接種も進行し、6月9日より最前線で働く労働者や、免疫が低いとされる人々から5度目の接種も開始している。
ソース:NNA ASIA アジア経済ニュース、ポステ・カンボジア生活情報サイト日本経済新聞アジア経済ニュースカンボジア経済
・クラスター発生源は、隔離中の中国人が隔離ホテルから賄賂を使って脱走し、クラブやサービスアパートメント等で感染を広げたとされている。
SankeiBiz:https://www.sankeibiz.jp/macro/news/210308/mcb2103080612001-n1.htm

「3つのDoと3つのDon’t」の励行
Do(1)手指の洗浄・消毒https://miruhon.net/?p=208004&preview=true
(2)マスクの着用
(3)ソーシャル・ディスタンス(1.5m)の確保
Don‘t(4)密閉空間を避ける
(5)人混みを避ける
(6)他人との接触を避ける