重森陽太 判定勝!髙橋亨汰KO勝!日本王者・瀬戸口勝也KO防衛!斗吾 引退!新日本キックボクシング協会「TITANS NEOS 31」

(C)和Photograph
 10月23日(日)東京・後楽園ホールで開催された新日本キックボクシング協会「TITANS NEOS 31」。トリのスペシャルメイン、WKBAライト級王者・重森陽太 (伊原道場稲城支部)は、キヨソンセン・FLYSKYGYM(タイ)の試合は、重森が蹴り、パンチを当てては下がるアウトボックス“ムエ・フィームー”のような動きで、4Rにはポイントをとられていると感じたキヨソンセンは、パンチをふるうが重森は関節蹴り、前蹴り、ジャブで遮断。最終5Rにはムエタイのように流す場面も見え、判定勝で前回7月24日大会での敗退(vs. NJKFスーパーライト級暫定王者・真吾YAMATO)からの仕切り直し一戦を飾った。
 ダブルメインでは日本ライト級王者・髙橋亨汰 (伊原道場本部)がNJKF上位ランカー吉田凛汰朗のパンチに腰を落としかける場面もあったが、左肘でダウンを奪いKO勝、日本フェザー級タイトル戦では、王者・瀬戸口勝也(横須賀太賀ジム)が、連勝中のランキング1位・瀬川琉(伊原道場稲城支部)を2R左右フックでダウンを奪いKO勝で初防衛に成功した。
 今大会で引退の元日本ミドル級王者・斗吾は、過去2度対戦(2判定敗)している緑川創(元WKBA世界スーパーウェルター級王者/RIKIX)と2Rのエキシをおこなった。
トップ写真:向かって左手から上段:重森陽太、髙橋亨汰・下段:瀬戸口勝也、斗吾

■ 新日本キックボクシング協会「TITANS NEOS 31」
日時:2022年10月23日(日)開場:17:00 開始:17:30
会場:東京・後楽園ホール
主催:新日本キックボクシング協会 伊原道場
協 賛:ピレリジャパン株式会社、株式会社トーエル
後 援:東京スポーツ/フィットネスショップ
問い合わせ:伊原プロモーション ℡03-3780-1338

<第12試合 スペシャルメインイベント62.5Kg契約3分5R>
○重森陽太 (WKBA世界ライト級王者 /伊原道場稲城支部)46戦36勝(17KO)4敗6分
 判定3-0(2者50-48、49-48)
●キヨソンセン・FLYSKYGYM(タイ/フライスカイジム /WMCインターコンチネンタルスーパーフェザー級王者)186戦110勝(15KO)68敗8分

<第11試合 ダブルメインイベント62.5kg契約3分3R>
○髙橋亨汰 (日本ライト級王者/伊原道場本部)33戦27勝(12KO)3敗2分1無効試合
 3RTKO 2分02秒 ※左肘によるダウンでレフェリーストップ
●吉田凛汰朗(ヨシダ リンタロウ) (NJKFスーパーライト級2位/VERTEX)18戦8勝(2KO)6敗4分

        吉田のパンチも何度かヒットし、高橋の危うい場面もあった

<第10試合 ダブルメインイベント日本フェザー級タイトルマッチ3分5R>
○瀬戸口 勝也(セトグチ カツヤ)(日本フェザー級王者/横須賀太賀ジム)38戦28勝(12KO)7敗3分
 2RTKO 1分38秒 ※左右フックでダウン後レフェリーストップ
●瀬川 琉(セガワ リュウ)(日本フェザー級1位/伊原道場稲城支部)15戦12勝(3KO)3敗

      1R序盤サウスポー瀬川は、左の蹴りも冴えており、調子はよさそうだった。

<第9試合 斗吾引退エキシビションマッチ2分2R>
斗吾(トウゴ)(元日本ミドル級王者/伊原道場本部)
 vs.
緑川創(ミドリカワ ツクル)(元WKBA世界スーパーウェルター級王者/RIKIX)

       引退式にはファミリーも集まった

       引退エキシとはいえ、後半は激しい展開になった

<第8試合 フェザー級3分3R>
●木下竜輔 (伊原道場本部)6戦4勝(2KO)2分
 2RTKO 2分30秒 ※肘カットによるストップ
○ラット・シッムンチャイ ジム(タイ/元ルンピニースタジアム バンタム級6位)70戦50勝20敗

   パンフ掲載に間に合わなかった日泰国際戦は、ラットが肘でカットし、TKO勝利をおさめた

<第7試合 58.5kg契約 3分3R>
○ジョニー オリベイラ(日本フェザー級/トーエルジム)58戦14勝(1KO)26敗18分
 判定3-0(3者30-28)※1Rジョニーは右ハイキックでダウンを奪う
●仁琉丸(日本フェザー級/富山ウルブズスクワッド道場)12戦5勝(5KO)7敗

ベテランのジョニー・オリベイラが、1R叩きつけるようなハイキックでダウンを奪い、フィジカルの強さをみせ判定勝

<第6試合 スーパーフライ級 3分3R>
○吏亜夢(リアム)(NJKFバンタム級6位/ZERO)10戦6勝(3KO)3敗1分
 判定3-0(2者30-28、30-27)
●谷津 晴之(タニツ ハルユキ)(NJKFフライ級1位/ 新興ムエタイジム)10戦5勝(1KO)4敗1分

<第5試合 スーパーライト級 3分2R(肘なし)
△勇生(ユウセイ)(富山ウルブズスクワッド道場)※デビュー戦
 引分0-0(3者19-19)
△梅沢遼太郎(ウメザワリョウタロウ)(白山道場)2戦1勝1分

<第4試合 63.5kg契約 3分2R(肘なし)>
○山田青空(ヤマダソラ)(GOD SIDE GYMゴッドサイドジム)※デビュー戦
 2RTKO 2分53秒 ※レフェリーストップ、パンチによる2度目のダウン
●yusei(グレーシーバッハ姫路)1戦1敗

<第3試合 ミネルヴァ提供女子52.5㎏契約2分3R(顔面膝有)>
○YURIKO・SHOBUKAI(尚武会)2戦2敗
 判定3-0(3者29-28)
●MEGUMI KICK SPARK(KICK SPARK)1戦1敗

<第2試合 女子34Kg契約90秒2Rアマチュア(首相撲有り、顔面膝、肘無し)>
○西田永愛(ニシダトア) (伊原道場本部 )6戦3勝(2KO)2敗1分
 判定3-0(2者20-19、20-18)
●野中 あいら(ノナカ アイラ) (HIDE GYM)4戦1勝(1KO)3敗

<第1試合 43kg契約90秒2Rアマチュア(首相撲有り、顔面膝、肘無し)>
●西田蓮斗(ニシダレイト) (伊原道場本部)4戦3勝1敗
 判定0-3(3者19-20)
○山下夢歩(ヤマシタユメト)(LEGEND GYM)5戦3勝2敗