三浦孝太！ブアカーオに3Rレフェリーストップ！福田海斗2RKO勝！「KAT PRESENTS LEGEND OF RAJADAMNERN: BUAKAW VS KOTA/ラジャダムナン・ワールド・シリーズ（RWS）」

☆, キック&武道 , ,
このエントリーをはてなブックマークに追加

（C）RWS
　8月19日タイ・バンコクのラジャダムナン・スタジアムで開催した「KAT PRESENTS LEGEND OF RAJADAMNERN: BUAKAW VS KOTA　/ラジャダムナン・ワールド・シリーズ（RWS）」で注目されたラジャダムナンスタジアム18年ぶりの出場となる“伝説的選手”ブアカーオ・バンチャメーク（タイ）がエキシビションマッチでプロMMA1戦だが、現地SNSからタイで人気に火が付いた三浦孝太（日本）を3Rレフェリーストップで公式記録に勝敗はつかないが、KO勝をおさめた。(トップ写真：ブアカーオと三浦孝太、再戦でKO勝をおさめた福田海斗)
　試合前の囲み会見でも「キックボクシング形式のエキシビションマッチ（体重制限なし、3分3回）で、肘なし、那須川天心vs.メイウェザーのようにKOにつながるような攻撃はなしの公開練習みたいな感じ。リング上でけいこをつけてもらう意味合いで試合を組んだ」と三浦が所属するBRAVE宮田代表が語るように、ブアカーオも3Rまでは三浦のパンチでの見せ場もつくり盛り上げに貢献したが、実力差はどうしようもなかった。三浦は、そのルックスとタイで人気スポーツであるサッカー“キング・カズ”こと、三浦知良の息子という点もあいまって日本よりタイでの人気が高い状態で通常なら考えられない経歴での大抜擢となったので、この経験を糧に次回試合での活躍に期待したい。

　三浦孝太は、7月31日「RIZIN37」での試合を計量後のコロナ罹患・発症で欠場・試合中止となり、コロナ陽性療養終了後の8月10日都内で所属するBRAVEジム宮田和幸代代表を交えての囲み会見で自らの口でエキシビションのことも語っている。8月15日タイに到着して日本ではない人気ぶりであった。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　対戦カード
■「KAT PRESENTS LEGEND OF RAJADAMNERN(レジェンド　オブ　ラジャダムナン) : BUAKAW VS KOTA　／RWS – Rajadamnern World Series」
日時：2022年8月19日　19：00開始（日本21：00）
会場：タイ・バンコク・ラジャダムナンスタジアム
入場券
6,000バーツから1,000バーツ（約22,000円～3800円）
ラジャダムナンスタジアム：https://rajadamnern.com/
Ticketmelon:https://www.ticketmelon.com/
ライブ放送21:15～23：15（日本23：15～25：15）
Workpoint TV 23
Go Sport

＜第9試合　エキシビションマッチ　肘なし　3分3R＞
○ブアカーオ・バンチャメーク（タイ）บัวขาว บัญชาเมฆ-Buakaw Banchamek
生年月日：1982年5月8日（40歳）
身長：174㎝
276戦240勝（73KO）24敗12分
-2016 Kunlun Fight（昆仑决） 70kg ムエタイ世界王者
-2015 武林風/WLF（Wu Lin Feng） World Championship
-2015 WMCムエタイ (154 lb)世界王者
-2014 K-1 World MAX 2014 World Championship 準優勝
-2014 WBCムエタイ・ダイヤモンド世界王者 (-70 kg).
-2014 WMCスーパーウェルター級 (-69.9 kg/154 lb) 世界王者
-2012 Thai Fight トーナメント王者(-70 kg).
-2011 Thai Fight トーナメント王者 (-70 kg)
-2011 WMC世界スーパーウェルター級王者
-2010 シュートボクシングS-Cup世界王者
-2009 WMC/MADムエタイ世界王者
-2006 K-1 World MAX王者
-2006 WMC世界スーパーウェルター級王者
-2005 S-1世界スーパーウェルター級王者
-2005 K-1 World MAX 2005 準優勝
-2004 MTA 世界ムエタイ王者
-2004 K-1 World MAX王者
-2003 KOMA GPライト級王者
-2002 Toyotaムエ・マラソントーナメント（140 lb）勝者
-2002 オムノーイ・スタジアム・ライト級王者
-2001 タイプロフェッショナル・ボクシング協会フェザー級王者
-2001 オムノーイ・スタジアム・フェザー級王者
　3RTKO ※レフェリーストップ

●三浦孝太/Kota Miura
出身地： 日本 兵庫県
生年月日：2002年5月28日（20歳）
身長：175cm
体重：66.0kg
所属：BRAVE
Instagram：kota_miura_official
戦績：MMA1戦1勝（1KO）

　コロナ明けで調整も十分でなかったと思えた三浦孝太だったが、フットワークを使い、得意と話していたパンチで攻める、ブアカーオは被弾を許さず圧力をかけながら蹴りを出しながら、三浦の見せ場もつくり1R、2Rをこなす。

最終3R、ブアカーオは何度か飛び膝で三浦をコーナーに追い詰め、膝を混ぜたパンチ連打で防戦一方となった三浦をみたレフェリーがストップをかけ、エキシながらKO劇を魅せた。

　試合後、三浦は「せっかくこうやって盛り上げて下さったのに、全然相手にならなくて申し訳ないです」「僕はまだまだ、実力はがないので。この試合をきっかけに強くなります！自分のRIZINでの応援もよろしくお願いします」とマイクでコメントした。

通常のラジャダムナンスタジアムにはない客層で、三浦孝太 人気は日本以上

＜第6試合　122lbs（55.3㎏）契約　3分3R＞
●ペットー・ファイタームエタイ（タイ）เพชรโท ไฟต์เตอร์มวยไทย- Petchtho Fighter Muay Thai
　2RKO ※右肘
○カイト・ウォーワンチャイ／福田海斗（日本／キング・ムエ）

　7月7日ラジャダムナンスタジアムで月間MVPとなった試合（5R引分）が1か月弱で早くも再戦、新機軸のRWS 3R戦となって試合は、5R戦と違って試合の組み立て方も変わってくるので１Rから互いにアグレッシブに攻撃。ヒザ、肘が飛び交う展開となり、やや福田有利な展開でオープンスコアも三者10-9。（※RWSはオープンスコア制）2Rもお互い前に出て肘、膝の展開で福田の肘がヒットし始め、掴んでの膝肘もヒットしてきた2分過ぎ右の縦ヒジをペットーの顔面に叩き込みKO勝。右目に肘を直激されダウンしたペットーはそのまま担架で運ばれる豪快なKO劇で福田が再戦を制した。

拡大版収録
※500円電子書籍e-bookで読む（カード決済ダウンロード即刻、銀行振込対応）
’22年09月01日号ブアカーオ孝太 ノアN1 Gleat大阪RISE 王道T宮原 新日スターダムIWGP