ミャンマーラウェイ世界大会『MLWC-7』2試合が決着戦!トゥン・トゥン・ミンは圧勝で勝利者ベルト獲得!

 8月14日ミャンマーヤンゴンのテンピュースタジアムで開催されたミャンマーラウェイ世界大会「2022 MLWC(Myanmar Lethwei World Champiomship)7」メインはラウェイ前王者のトゥン・トゥン・ミンが2020年12月6日『MLWC‐5』でのシューヤーマン戦以来、約1年8ヶ月ぶりとなる試合だったがトレーニングは継続しており、タイ在住で戦績を重ねるハメッド・ソレイマーニ(イラン)を寄せ付けず1RKOの圧勝で大会チャンピオンとしての勝利者ベルトが贈呈された。


■「MLWC(Myanmar Lethwei World Champiomship) 7」
日程:2022年8月14日 14:00(日本16:30)開始
会場:ミャンマーヤンゴン・テンピュースタジアム
放送:Sky Netグループでライブ放送

<第6試合 女子ラウェイ 3分4R>
△メイタジントゥー(ミャンマー)မေသဇင်ထူး ‐May Thazin Htoo
2019年ゴールデンベルト女子49.5-53kg準優勝
 時間切れ引分
△ターターニィン(ミャンマー)သံသာငြိမ့်-Than Thar Nyint

引分となった両者への敢闘メダル贈呈は、日本のMTBFプロモーターライセンスA所有の中村祥之プロモーター

<第5試合 ラウェイ ミャンマーvs.イラン 3分5R>
○トゥン・トゥン・ミン(ミャンマー)ထွန်းထွန်းမင်း‐Tun Tun Min 29歳
前ラウェイ無差別級王者
MLWC 2016年 & 2019年王者
2013年 SEA GAMES MUAY 70㎏金メダル
※ILFJ日本大会1勝、巌流島1敗
 1RKO
●ハメッド・ソレイマーニ(イラン)Hamed Soleimani


久々の試合となった前ラウェイ王者トゥン・トゥン・ミン(ミャンマー)だが開始すぐのオープニングジャブでタイム使用※のダウンを奪い、再開後も飛び込んでの左ジャブでダウンを奪い、ハメッド・ソレイマーニは戦意喪失。ノーダメージでの勝利をおさめた。

※最終Rを除き、試合中2分間のスペシャルレストを1度使用することができ、ダウン1度に加算される。

<第4試合 ラウェイ ミャンマーvs.タイ(70㎏)3分5R>
△ソー・リン・ウー(ミャンマー)စိုးလင်းဦး-Soe Lin Oo 30歳
2010年ゴールデンベルト60㎏王者
ラウェイ69kg級世界王者
※ILFJ日本大会1勝1分
 時間切れ引分
△パヤック・サミー(タイ) พยัคฆ์สมุย-Payak Samui

ラウェイ4度目となった両者の対戦は譲らず、5R時間切れ引分で通算4分となった


<第3試合 ラウェイ ミャンマーvs.ニュージーランド(63.5㎏)3分5R>
○エーミゥ(ミャンマー)အဲမွီ‐Ae Mwe
2022年Sky Netシューアウンラントーナメント63.5kg優勝
 1RKO
●ジェィク・オリバー(ニュージーランド)Jake Oliver (NZL)

長身(186㎝)のジェイク・オリバーとのエーミゥの身長差は15㎝以上あったが、エーミゥがハイキックでタイム使用のダウンを奪い、再開後もダウン2つ追加でKO勝※をおさめた。
※1R中3ダウン、1試合中4ダウンでKOとなる

<第2試合 ラウェイ ミャンマーvs.アルゼンチン(67㎏)3分5R>
△ミン・テット・アウン(ミャンマー)မင်းထက်အောင် -Min Htet Aung
2022年Sky Netシューアウンラントーナメント71㎏優勝
※ILFJ日本大会1敗(vs.渡慶次幸平にKO敗)、MAS FIGHT中国大会(TKO勝)、クン・クメール カンボジア国際大会参戦(反則勝)
 時間切れ引分
△アラン・ヤウニィ(アルゼンチン) Alan Yauny

<第1試合 ラウェイ ミャンマーvs.カンボジア(60㎏)3分5R>
△ソウバへイン(ミャンマー)စောဘဟိန်း‐Saw Ba Hein
2022年Sky Netシューアウンラントーナメント60kg優勝
 時間切れ引分
△オウチ・テアリス(カンボジア)អ៊ូច ធារិទ្ធ-Ouch Thearith

外国人選手の中では唯一、母国カンボジアから参戦のオウチ・テアリスとソウバへインの試合は、5R譲らず時間切れ引分