U.ガジダウドフが判定勝ち!ACA 142

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 8月13日(現地時間)にロシア連邦カザンで『ACA 142: Gadzhidaudov vs. Amagov』が開催された。
 ACAは、ACBとアフマット・ファイト・ショーが合併したものだ。ACB(アブソリュート・チャンピオンシップ・ベルクート)はロシアの総合格闘技団体。アフマット・ファイト・ショー(ワールド・ファイティング・チャンピオンシップ・アフマット=WFCA)はロシア・東欧で開催するキックとMMAの混合イベントで過去には多くのレジェンド達が参戦していた。この両団体がACA(アブソリュート・チャンピオンシップ・アフマット)として新たにスタートしたのだった。
 今大会のメインはウェルター級戦でU.ガジダウドフ対アザマト・アマゴフが組まれた。前戦で王座挑戦して惜しくも敗れたガジダウドフと連勝中のアマゴフ、下馬評ではほぼ拮抗している。試合はガジダウドフが序盤は圧倒、テイクダウンを奪い、スタンドでも金網に押し込みバックを奪って優勢に試合を進めた。試合が進むと両者のスタミナ消耗もあり、ガジダウドフが攻めあぐねる展開となったが、試合をリードしたのはガジダウドフで最後は判定勝ちとなった。
 セミファイナルではレヴァン・マカシヴィリ対トゥラル・ラギモフのフェザー級戦が行われ、試合はマカシヴィリのペースで試合が進んだ。試合終了直前にマカシヴィリの膝蹴りがラギモフの金的に当たり、試合が中断するアクシデントがあったものの、最後は判定でマカシヴィリが勝利している。

■ ACA 142: Gadzhidaudov vs. Amagov
日時:2022年8月13日(現地時間)
会場:ロシア連邦カザン

<ウェルター級>
○U.ガジダウドフ(ロシア)
 判定 3-0
●アザマト・アマゴフ(ロシア)

<フェザー級>
○レヴァン・マカシヴィリ(ジョージア)
 判定 3-0
●トゥラル・ラギモフ(アゼルバイジャン)

<フライ級>
○レナル・スレイマノフ(ロシア)
 2R 4分25秒 リアネイキドチョーク
●アンドレイ・カレチッツ(ベラルーシ)

<ライト級>
○アウレル・ピルテア(ルーマニア)
 2R 1分43秒 ギロチンチョーク
●アインディ・ウマハノフ(ロシア)

<フライ級>
○ルスラン・アビルタロフ(ウクライナ)
 1R 2分52秒 ギロチンチョーク
●マンスール・ハトゥエフ(ロシア)