[週刊ファイト8月11日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼RAWベッキーSS肩脱臼公表 ベイリーIyoSkyDカイ暴走チャンパAJ葬
(c) 2022 WWE, Inc. All Rights Reserved. 編集部編
・そして平均視聴者223万人視聴率0.63%10代層前週比57%up達成
■ WWE RAW
日時:8月1日(現地時間 日本YouTube水曜以降)
会場:米テキサス州ヒューストン トヨタセンター
やはりというか、『サマースラム(以下SS)』でのビアンカ・ブレア戦でベイリーは冒頭に肩を脱臼していた。何度も腕に手をやる仕草をしていたから、これはセールではないな、大事に至らなければイイがと思って見ていたが、15分10秒最後までやり遂げたのは根性意外の何物でもない。但し、試合を続けたことでさらに悪化させたことは間違いなく、これで数ヶ月の欠場に。明らかにSSの最後はビアンカと握手してベビー・フェイスにターンしたのだが、ベイリー軍団Controlの投入、女子部門テコ入れもつかの間、一難去ってまた一難になってしまった。
チャンピオンでなくなって自分を見失っていた、もう大仰なファッションはやらない。THE MANに戻るとのマイク内容なんだが、いや確かに”漢”なのであった。
Looks like we have the answers from @itsBayleyWWE now!! 😲#WWERaw pic.twitter.com/GLbglomqMT
— WWE (@WWE) August 2, 2022
アームスリングをしたベッキーが「サマースラム」で対戦した王者ビアンカを番組オープニングで呼び出すと2人はお互いを称えてハグを交わしたが、イヨ・スカイ、ベイリー、ダコタ・カイの3人がバックステージでベッキーを襲撃するとパイプ椅子攻撃で負傷した肩を悪化させた。
US王座挑戦者決定戦の予選とのお題目でAJスタイルズvs.ミズvs.ムスタファ・アリが3way戦なんだが、特にミズとアリの絡みとか、非常に良いレスリングがRAW番組で堪能できるという、良いことです。ここではAJが勝つんだが・・・。
リドルが負傷したことにしてSSのカードから外されたセスFreakin’ロリンズなんだが、SSでもまた負け役だったストリート・プロフィッツを解体させて、シングルとして売っていく計画もある(?)らしいモンデス・フォードとシングル戦。カーブストンプで勝つんですが悪くない内容です。
アスカとアレクサ・ブリスのシングル戦っというか、それはちょこっとだけで当然ベイリー軍が突如襲撃に現れて試合を潰してノーコンテストに。
救出に現れたビアンカに「アンタらの誰かと対戦してやるよ」と対戦要求されてこの大会内でのイヨとの対戦が決定する。やはり安易な日本人組にせず、紫雷イオ改めIYO SKYのヒールと、アスカのベビー・フェイスという対角線の構図が明示されるのであった。これで正解なのである。
US王座挑戦者決定戦の予選は3wayなんだそうで・・・。今度のはチャンパvs.チャド・ゲイブルvs.ドルフ・ジグラーとなり、フェアリーテイル・エンディングでチャンパがゲイブルを押さえます。
エッジがリングに登場すると「ダミアン・プリーストとリプリーに学ぶ機会を与えるためにジャッジメント・デイを作ったが、フィン・ベイラーとの裏切りは予測できなかった」と、自身が追放されたジャッジメント・デイに言及。「ジャッジメント・デイは俺が終わらせてやる」と挑発メッセージを送った。これがメインへの布石となる。
出、出、出ました紫雷イオ。NXTの時は漢字びっしりの映像とかだったけど、今度はIYO SKY、カタカナでイヨ・スカイだそうです。
◆イヨ・スカイRAW所属に!王者ビアンカ・ブレアと対戦も6人入り乱れた大乱闘に
試合前にイヨは「イヨ・スカイがついにロウにやってきた」と意気込むとビアンカのスーパープレックスやスタンディングムーンサルトを浴びながらも、ダブルストンプやダブルニーで反撃して互角の攻防を展開。
中盤にはイヨがロープを使ってビアンカを丸め込むと、試合途中にセコンドに付いたアスカ&アレクサの抗議からベイリー&ダコタと乱闘になって試合はノーコンテストに。試合後にはイヨも加わって殴り合うとスタッフが止めに入る6人入り乱れた大乱闘となった。
もっともケツなしなのは誰もがわかっていたこと。重要なのは全部でこのセグメントは20分近く尺を貰ったと思う。そして凄い試合内容。トリプルH政権がいよいよ始動したのである。