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UFC277が、7月31日(日)にテキサス州ダラスのアメリカン航空センターからアジアで生中継された。1ラウンドのKOから5ラウンドのメインイベントまで、勝利のスリル、敗北の苦しみがよく表現されたカードとなった。
UFC女子バンタム級選手権試合
ジュリアナ・ペーニャが、前王者アマンダ・ヌネスとの再戦で、鮮やかな血戦を繰り広げ、王座の初防衛に成功した。1、2ラウンドはペーニャがプレッシャーをかけてコンボを決め、ヌネスが大きな右フックで対抗し、何度もノックダウンさせた。3、4、5ラウンドは、ヌネスがテイクダウン、グラウンドコントロール、カットエルボーで攻め、ペーニャが下からサブミッションを狙うという激しい展開に。試合はそのまま終了し、ヌネスは勝利の手を挙げ、ベルトを返還された。ヌネスはこう語った。
「ライオネスが初めてベルトを取れなかった時、私はもっといいトレーニングをして2回目にベルトを取る。今、ここで再び歴史を作り、再びダブルチャンプになった!」とコメント。私のジムでは、私は安全だと感じています、私はさらに成長することができます。以前はまだ準備ができていなかったが、戻って進化したんだ。」
UFC暫定フライ級選手権
元フライ級王者ブランドン・モレノが2位のカイ・カラフランスと2度目の対戦、暫定ベルトのため賭け金は限りなく高くなった。1ラウンドは慎重な試合運び、2ラウンドはモレノの圧力に押され気味。3RになるとKARA-FRANCEがスイープと正確な打撃で急追するが、ラウンド終了間際にモレノがレバーキックでKARA-FRANCEを下し、TKO勝ちを収めた。モレノはこう言った。
「なんという精密さ、あの蹴りは大好きだ。タイトルを失ってから、私はあのキックを研究し、完全な総合格闘家になるために努力してきた。そして今日、またこれを掴むことができた。すごいことだよ」
この勝利を受けて、UFCフライ級王者デイブソン・フィゲイレードは、完全復活後の歴史的な4戦目を期待してケージに入った。モレノはこう言った。
「今はトラッシュトークをしたくないんだ。私は娘の手本となる機会がある。でも、混乱しないでね。”あなたと戦いたいんだ」
フィゲイレードは言った。
「今夜は彼の夜だ、彼はチャンピオンなんだ。私たちはお互いをリスペクトしているファイターで、あなたのためにショーを開くためにここにいるんだ。私は何度もあなたのホームで戦ってきた。次はブラジルでやろう」
ハイライト
UFC277のメインカードは、3つの高速フィニッシュであっという間だった。マゴメド・アンカラエフがアンソニー・スミスをTKOで下し、ライトヘビー級の頂点に立った。アレクサンドル・パントージャは、1ラウンドにスタンディングチョークでアレックス・ペレスをタップアウトさせ、将来のフライ級タイトル争いに名乗りを上げた。セルゲイ・パブロビッチは、デリック・ルイスを打ちのめし、1ラウンドわずか55秒でレフェリーの介入を余儀なくさせ、彼を倒した。
■ UFC 277:ペーニャ vs. ヌネス 2
日時:現地時間2022年7月30日(土)、日本時間31日(日)
会場:アメリカ・テキサス州ダラス /アメリカン・エアラインズ・センター
【メインイベント】
<女子バンタム級王座タイトルマッチ>
○アマンダ・ヌネス(ブラジル/挑戦者)
判定 3-0
●ジュリアナ・ペニャ(米国/王者)
【セミメインイベント】
<フライ級暫定王座決定戦>
○ブランドン・モレノ(メキシコ)
3R 4分34秒 TKO
●カイ・カラフランス(ニュージーランド)
【メインカード】
<ヘビー級>
○セルゲイ・パブロビッチ(ロシア)
1R 0分55秒 TKO
●デリック・ルイス(米国)
<フライ級>
○アレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)
1R 1分31秒 リアネイキドチョーク
●アレックス・ペレス(米国)
<ライトヘビー級>
○マゴメド・アンカラエフ(ロシア)
2R 3分09秒 TKO
●アンソニー・スミス(米国)


