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5月20日(現地時間)にフロリダ州マイアミで『Eagle FC 47: Dos Santos vs. De Castro』が開催された。
このEFC(Eagle Fighting Championship)はロシアのMMA団体Gorilla Fighting ChampionshipをMMA無敗で引退した元UFCライト級王者ハビブ・ヌルマゴメドフが買収して、大会名をヌルマゴメドフのニックネーム「ジ・イーグル」からとった大会名に変更し、メジャー団体となるべく精力的に活動している。2021年にはUAE Warriorsとの合同興行も成功させた。
今大会はアメリカで開催された大会でメインでは元UFCヘビー級王者ジュニオール・ドス・サントス対元UFCヨルガン・デ・カストロが組まれた。共に元UFC戦士だが、ヘビー級王者という頂点に君臨した実績のあるドス・サントスが下馬評でも圧倒。試合は巨体で前に出るカストロに対し、ドス・サントスが的確に打撃を当てるという一進一退の攻防となった。しかし3Rにドス・サントスがカストロを金網に追い込んでパンチを打ち込んだ後、レフェリーにストップを要請。ドス・サントスが腕を痛めたとアピールし、どうやら試合中に負傷した模様。負傷で試合続行不可能という事でレフェリーがストップしカストロがTKO勝ちとなった。
セミファイナルでは、共にUFCほか世界中のメジャー団体を渡り歩いたヘクター・ロンバード対チアゴ・シルバが組まれた。下馬評はややシウバという感じだが、実力者同士の対戦となっている。試合はスタンドでの打撃戦でシウバがロンバートを金網に追い込みパンチラッシュでダウンを奪ってグランドで上となる。ロンバートは下から抱きつきなんとか凌ぐが、その後もシウバが有利に試合を進めた。しかし2Rもシウバが前に出る猛攻だが、ロンバートのカウンターが逆にシウバの顔面を捕え、シウバがダウン。しかしダウン状態のシウバにロンバートが膝蹴りを入れた為、これでシウバが出血し、ロンバートの反則で試合がストップした。ロンバートの反則で試合続行不可能となったが、故意ではなく流れでの動きという事となり、この試合はノーコンテンストとなった。
■ Eagle FC 47: Dos Santos vs. De Castro
日時:2022年5月20日(現地時間)
会場:アメリカ合衆国フロリダ州マイアミ
<ヘビー級>
○ヨルガン・デ・カストロ(カーボベルデ)
3R 0分35秒 TKO
●ジュニオール・ドス・サントス(ブラジル)
<ライトヘビー級>
-ヘクター・ロンバード(キューバ)
ノーコンテスト
-チアゴ・シルバ(ブラジル)
<ミドル級>
○マキ・ピトーロ(米国)
1R 0分30秒 TKO
●ダグ・アッシャー(米国)
<ライトヘビー級>
○アンドリュー・サンチェス(米国)
判定
●ガブリエル・チェッコ(ブラジル)
<ライト級>
○アフメド・アリエフ(ロシア)
1R 0分30秒 TKO
●ダレル・ホーチャー(米国)
Yorgan de Castro in the third round following a doctor stoppage pic.twitter.com/jUCulxjOpI
— Eagle FC (@EagleFightClub) May 21, 2022
Eagle FC 47 main event ends after Junior dos Santos dislocates his shoulder pic.twitter.com/DMRhp1j84D
— Eagle FC (@EagleFightClub) May 21, 2022
Yorgan de Castro has an explosive start to the second round
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— Eagle FC (@EagleFightClub) May 21, 2022