2日連続で新規感染者0のカンボジア!国際戦も継続!新日本キックにも連続KO勝中のクン・クメール選手も来日!『MAS FIGHT CAMBODIA』

©Town Sports
 5月8日カンボジア・プノンペンのTown Full HDTVスタジオで『MAS FIGHT CAMBODIA』が開催された。メイン2試合のMAS FIGHT カンボジア vs. タイの国際戦は、1勝1敗と五分の星となった。5月7日、8日と感染状況沈静化継続のカンボジアでは、マスク着用義務は解除されたが、社会的距離の確保、手洗い、ワクチンの追加接種を推進して国際戦も増えてきている。
ソース:ポステ・カンボジア生活情報サイト
 5月15日新日本キックボクシング協会「TITANS NEOS 30」には、カンボジアの上昇選手ធឿន ធារ៉ា-トゥン・ティアラ(トップ写真)も出場、新日本キック日本ウェルター級王者リカルド・ブラボと対戦する。

現地では、2週間に1度ペースで試合を行うことが多く、最新試合は先月4月23日クン・クメールでブラジル選手にKO勝をおさめており、MAS FIGHTでも今年の1月30日大会でKO勝利をおさめている。
最近4試合は国際戦で、全てKO勝利をおさめており、肘を得意としている。
4月23日 vs. 71kg契約 ルイス・ヘンリクアー(ブラジル)3RKO勝
4月16日 vs. 71㎏契約 ヴァン・モハメド(タイ)2RKO勝
4月3日 vs. 73㎏契約 ジャーゴ・アニスタ(エストニア)3RKO勝
3月25日 71kg契約 vs. ヨーク・クンプン(タイ)1RKO勝

◇カンボジアの感染概要

「各日」は前日以降に新たに報告された感染者数
データ提供元:JHU CSSE COVID-19 Data·このデータについて
5月9日までの概要:陽性者:13.6万、死亡者:3,056
 カンボジアでは、昨年2021年2月中旬までCOVID-19死亡者0、感染者数も400人台まで抑え込み、全ての外国人を対象とした入国制限措置が効果を出していたが、2月下旬に初の死傷者も出て罹患者も続出※、6月下旬に感染拡大のピークから、10月に入り急減、無症状の人を検査対象から外すよう、フン・セン首相が指示したとされ、その影響だとみられている。よって迅速抗原検査の結果と軽症者は感染者数に含めていないため、減少傾向が続いていたが「オミクロン株」が入ってきて、2月~3月にかけて新規罹患者は増加したが、オミクロンでの死亡者は少なく、3月下旬から新規罹患者は減少傾向にあるため、4月14日から16日のクメール正月は、平常通りに行われた。そして5月になっても新規感染者は増加してない。
 カンボジア保健省からは、オミクロン株感染を完全になくすことは不可能だとして、感染を最小限に抑えるために「3つのDoと3つのDon’t」の励行やワクチン接種を呼びかけ、4度目の接種も進行している。
ソース:NNA ASIA アジア経済ニュース、ポステ・カンボジア生活情報サイト日本経済新聞アジア経済ニュースカンボジア経済
・クラスター発生源は、隔離中の中国人が隔離ホテルから賄賂を使って脱走し、クラブやサービスアパートメント等で感染を広げたとされている。
SankeiBiz:https://www.sankeibiz.jp/macro/news/210308/mcb2103080612001-n1.htm

「3つのDoと3つのDon’t」の励行
Do(1)手指の洗浄・消毒https://miruhon.net/?p=208004&preview=true
(2)マスクの着用
(3)ソーシャル・ディスタンス(1.5m)の確保
Don‘t(4)密閉空間を避ける
(5)人混みを避ける
(6)他人との接触を避ける

※◇MAS FIGHTルール
・1ラウンド9分
・判定なし、9分闘い抜けば引分、KO決着のみ
・2ダウンでKO敗
・立ち技のみ(※投げ可)
2021年11月14日大会より9分1Rの立ち技格闘技“MAS FIGHT”はグローブを着用せず、バンテージのみの古式ムエタイ“カッチューア”形式のノーグローブ戦も行われている。※今大会はノーグローブMAS FIGHT戦はなし
 今大会、クン・クメール3R戦2試合、5R1試合、MAS FIGHT3試合の全6試合。

■『MAS FIGHT CAMBODIA-week 117』
日時:2022年5月8日 15:00開始(日本17:00)
会場:カンボジア・プノンペン・TOWN FULL HD TV スタジオ
試合の様子は公式Facebookページ公式Youtubeでもライブ配信されている。
5月8日大会:https://youtu.be/AC6w37zB3Bk

<第6試合 カンボジア vs. タイ 65kg MAS FIGHT 9分1R>
●キム・サンボ(カンボジア)-Kim Sambo
 KO ※首相撲からの膝
○ピーマイ・ポー.コベケレ(タイ)-Peemai Por.Kobkere

<第5試合 69kg MAS FIGHT 9分1R>
○ミース・ソチ—ト(カンボジア)-Meas Socheath
 KO ※首相撲からの縦肘
●ティーラファット・パットキャウ(タイ)-Theeraphat Patkaew

<第4試合 57㎏ MAS FIGHT 9分1R> 
●ノーン・リクホス(カンボジア)-Norn Likhos
 KO ※右ストレート プス・マノイは右ミドルから右ストレートでダウン先取
○プス・マノイ(カンボジア)-Puth Manoy

<第3試合 57㎏ クン・クメール 3分5R>
○フィ・ソフィート(カンボジア)-Phi Sopheat
 判定
●チョーン・チェンラン(カンボジア)-Chhorn Cheang Run

<第2試合 60㎏ クン・クメール 3分3R>
●ディック・ホイハック(カンボジア)-Dick Houyhak
 1RKO ※左膝
○エリット・ヴァンナ(カンボジア)-Khon Seyha

<第1試合 60㎏ クン・クメール 3分3R>
●モーン・シロン(カンボジア)-Morn Silong
 1RKO ※右ボディストレート
○コーン・セイハ(カンボジア)-Khon

※カンボジア“すべての外国人に対しての入国規制”(2022年5月9日)
カンボジアへの入国
▼ワクチン接種済の場合
以下条件を満たしていれば隔離免除
①ワクチン接種済みであることを証明できる書類の提示
・カンボジアまたは外国の政府機関が発行したもので、英語またはクメール語で記されているもの
※陰性証明書の提出は撤廃
※アライバルビザ(到着時に空港で入手できるビザ)は受付を再開
▼ワクチン未接種の場合
ワクチン未接種の場合は、隔離などの制限措置の対象となる
①入国制限措置
・隔離期間:7日間※21日より、14日間から短縮
・隔離場所:カンボジア政府が指定する隔離施設または保健省が承認した隔離可能なホテル
②カンボジア入国時の措置
・陰性証明書の提示
以下条件を満たす新型コロナウイルスの陰性証明書が必要
・カンボジア到着72時間以内に居住国の保健機関・当局などから発行されたもの
※シンガポール経由便の場合は出発48時間以内
・検査の種類はPCR検査で検体は鼻咽頭スワブ(Nasopharyngeal Swab)
・英語またはフランス語で作成されているもの
・検査機関の印の押印および責任者の署名が必要
・紙媒体の原本が必要
隔離ホテルの予約確認書の提示またはデポジットの支払い
・カンボジア入国後に保健省が承認したホテルで隔離する場合は事前に予約して予約確認書を提示する必要がある
※予約確認書は紙媒体で必要
・予約確認書が用意できない場合は約23万円(2,000米ドル)のデポジットを支払う必要がある
新型コロナウイルス感染検査の受検
・カンボジアに到着後、新型コロナウイルス感染症の検査を受検
・検査の結果が陰性であった場合は14日間の隔離
・陽性の場合は、治療施設に移送される

カンボジア国内の主な規制(移動制限や外出禁止など)2021年12月1日

※1リエル=0.032円 ※2022年5月10日時点