[週刊ファイト5月12日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼新日どんたくコロナ明けへの咆哮と凶行 帰国組が新バレットクラブに大集結
photo:編集部 / by TERUZ 新日本プロレス5・1福岡ドーム
・越中詩郎とザック・セイバーJr.が先発 お祭り気分でオープニング
・生尻田口が変態仮面にエスカレート 王者組「6or9」が2度目防衛
・メディア利用型アングル ジェイ退団詐欺上回るジュース引退詐欺
・レインメーカー式延髄斬り オカダは底なしのメインイベンター
・最後に立っていたのは常にバレクラ どんたくラスト5試合圧巻
・WWEでもバレットクラブ再興!? BCを制する団体は世界を制すのか
■ 新日本プロレス WRESTLING DONTAKU 2022
日時:5月1日(日)17:00
会場:福岡・福岡PayPayドーム 観衆8162人(主催者発表)
ジェイ・ホワイト、カール・アンダーソン、ドク・ギャローズが合流を果たしたバレットクラブにジュース・ロビンソンまで加入する事態となった。EVILを破ったタマ・トンガをアンダーソン&ギャローズがボコボコに。余波は続き、石井智宏を破ってUS王者となった棚橋弘至を覆面男が襲撃する。覆面を取ると正体はジュース・ロビンソンで、バレットクラブ入りだ。きわめつけは、メインで内藤哲也を破ってIWGP世界ヘビーを防衛したオカダ・カズチカに、乱入ジェイがブレードランナーを発射する。バッドエンドではあるがコロナ明けがまとめてやって来たような大会となった5・1福岡ドーム。マンネリ続きでファン離れが進んだ新日本プロレスだったが、ついに動き始めた。
越中詩郎とザック・セイバーJr.が先発 お祭り気分でオープニング
<第1試合>
TAKAみちのく
〇タイチ
ザック・セイバーJr.
10分15秒 タイチ式外道クラッチ
越中詩郎
BUSHI
●鷹木信悟
コロナ感染で欠場となった藤波辰爾の代替選手は「X」と伏せられる。テーマ曲に乗って登場したのは越中詩郎。先発を買って出れば、ニュージャパンカップ覇者ザック・セイバーJr.が呼応だ。そのザックにヒップアタックを連発した越中は、BUSHIのヒップアタックにダメ出し。お祭りを期待させるオープニングが場内を温める。それでいて試合終盤は鷹木信悟とタイチの因縁へと本筋テーマにチェンジ。タイチが左の上手投げからのタイチ式外道クラッチで、鷹木から堂々のフォール勝ちとなった。このブラさない感じがザッツ新日本であり、6・12大阪城ホールでのKOPW再戦へとつないでいる。