[ファイトクラブ]AEW鈴木みのるチョップ合戦サモア・ジョーROH新TV王者も印度怪人

[週刊ファイト4月21日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼AEW鈴木みのるチョップ合戦サモア・ジョーROH新TV王者も印度怪人
 (c) AEW 編集部編

■ AEW Dynamite
日時:4月13日(現地時間)
会場:米ルイジアナ州ニューオーリンズ レイクフロント・アリーナ


 なんといっても番組トリ、メインイベントの鈴木みのるvs.サモア・ジョーに尽きます。数えてないけど恐らく100発のチョップ合戦。お客さんも痺れました。
 もう完全定着の♪風になれ入場。ちゃんとアメリカのお客さんKAZE NI NARE合唱でロープまたぎます。この二人は記憶にないんだが、日本通のジョーだから言葉は要らない。打ち合わせも必要ない。バチバチ劇場の始まりです。そしてアメリカの観客がそれに熱中している。沸いている。2022年、リアルタイム配信時代、凄い光景なんです。

 どうかご覧になってご堪能下さい。説明要りません。MINORUはユニバーサルに認知されたスーパースターなんです。


 試合中からカメラが捕えていたのはスタッフ入閣のサンジェイ・ダット元インパクト重鎮とジェイ・リーサル。ROHがAEWプロデュースになって、ジョーが契約してROHに戻ってくるのは大人のファンには周知のこと。なので筋肉バスターが決まってMINORUからROHテレビ王座が移動するケツはどうでもイイんです。重ねてお客さんが大喜びだったという事実が100倍重要なことなので。しかし、番組のエンディング演出にはすでに現地媒体でも批判が出ているのを目にした。

 元NBAバスケの超大型長身の怪人サットナム・シンが初登場。ジェイがジョーにリーサル・インジェクションを見舞ってと、新装ROH番組の宣伝で終えてしまった。しかも、現地のTBSチャンネルでは2分のオーバーラン延長作戦で、そのことも事前に吹聴されていて、「今回の番組は最後にサプライズがあります、放送時間延長あるかも」とSNS広報やっていた。そのビック・サプライスが、プロレスファンは知らないサットナム・シンって・・・誰やねん。
 う~ん、せっかくの白熱の攻防に酔いしれて皆さん余韻に浸っていたいところなのに、こんなのここでやるのか? 褒めてばかりではいけないので本誌は苦言を活字に残します。

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