ラウェイはチャンピオン制度がなく、トーナメント優勝者がチャンピオンという形になっており、昨年9月トーナメント優勝者のソー ガ マンをＫＯしたトゥン トゥン ミンがチャンピオンという形になっていたが、昨年12月セイラス・ワシントンにＫＯ負けでチャンピオン陥落という形になっていたようだが今回の勝利で返り咲きになったようだ。

　昨年2014年12月7日、外国人選手セイラス・ワシントンの後ろ回し蹴りで不覚をとり、ラウェイチャンピオンのトップクラスが外国人選手にKOされるという不名誉な記録をつくってしまったトゥン トゥン ミン。しかし一ヶ月もたたず復帰戦を行い、この試合までに5戦行い4勝(KO)1分の戦績 (※ラウェイはKO以外は判定なし引分) 、で4月11日ミャンマー・ヤンゴンのトゥワナ競技場で開催された『THINGYAN FIGHT』で早くもリベンジマッチがメインイベントとして行われた。　回転系テコンドー系の技を繰り出すセイラス・ワシントンのバック肘でダウンを奪われるものの盛り返し、5Ｒには2度のダウンを奪い返したところでセイラス・ワシントン側のセコンドがタオル投入。トゥン トゥン ミンがＫＯリベンジを果たした。
セイラス・ワシントンの回転系攻撃もさえる！

最終5Ｒ2度めのダウンを喫したセイラス・ワシントン側のセコンドよりタオル投入でトゥン トゥン ミンがリベンジ成功！

■　『THINGYAN FIGHT』
日時：2015年4月11日 14:00開始
会場：ミャンマー・ヤンゴン トゥワナ国立競技

＜メインイベント　ミャンマーvs.アメリカ ラウェイ3分5R＞
○トゥン トゥン ミン（ミャンマー）
　5RKO ※ダウン後セコンドのタオル投入
●セイラス・ワシントン（アメリカ）

試合動画
試合後のセイラス・ワシントンは顔の形も変形、素手のパンチよりもラウェイ特有の攻撃は頭突きだ。

Photo： Myanmar Letwhay Association – M.L.A

電子書籍拡大版はマット界舞台裏4月23日号白石伸生前田日明キック界混乱IGF3両国長瀬館長ミャンマー素手に収録されました。