3月6日ミャンマー・ヤンゴンのFamily Gymでラウェイジム大会が開催された。ミャンマーではラウェイジムとは言わず“クラブ”と呼ばれるが、会場となったFamily Gymは、ミャンマーの中心都市ヤンゴンでフィットネスも兼用している新設ジムなので“クラブ”の敬称は使ってないと思われる。試合は当初予定の7試合から1試合減って、ラウェイ5試合にMMA戦が1試合の全6試合となった。ジム大会で、アマチュア戦のようになった大会のラウェイ戦は、全試合オープンフィンガーグローブ着用。メインの両選手ILFJ日本大会参戦経験のあるソー・ムー・トーゲー vs. ターク・シャーは、最終3R試合終了間近にソー・ムー・トーゲーの飛びこんでの頭突きをかわしたターク・シャーが、リングに倒れたソー・ムー・トーゲーにパウンドを打ち込む反則でセコンドも乱入とラウェイらしからぬアクシデントがあった。試合はパウンドの場面で試合終了のゴングが鳴ったので時間切れ引分となったが、すっきりとしない結末となってしまった。
(トップ写真:乱闘後はお互いにメダルを授与)
リングガールと土足のリングインは禁忌とされてきたが、リングガールはリングイン、流石に土足ではなかった。
※日本大会でもリングガールはリングインせず、リングのまわりをまわるのみ
対戦カード
■「YST Challenge Fight」
日時:2022年3月6日
会場:ミャンマー・ヤンゴン Family Gym
入場料:10000 Kyats(約642円)
<メインイベント第6試合 ラウェイ 3分3R>
△ソー・ムー・トーゲー‐Saw Mu Htaw Gae (61 kg)※ILFJ日本大会参戦
時間切れ引分
△ターク・シャー-Tauk Shar(64 kg)※ILFJ日本大会参戦、MuayThai Super Champ参戦
本日のラウェイ ジム大会メイン
両者ILFJ日本大会参戦経験有の選手。最終3R終了間際、စောမူထော်ဂေး-ソームートーゲー の飛び込んでの頭突きをかわしたတောက်ရှား-タークシャーがパウンドの反則でセコンド乱入とラウェイらしくない展開。パウンド時に試合終了のゴングは鳴ったので、結果は引分… https://t.co/ezJypNRHMw pic.twitter.com/wAHPhVau2R— 紅闘志也/Toshiya Kurenai/ကူရီနိင်းတိုရှီယာ (@kurenaitoshiya1) March 6, 2022
<第5試合 ラウェイ 3分3R>
△シンテットアウン‐Shine Htet Aung (55 kg)
時間切れ引分
△カウン・スウェ‐Knaung Thwe
<第4試合 MMA 5分3R>
○ソーモーゾウ‐Soe Moe Zaw (66 kg)
フロントチョーク
●ミィヤンスー—Mi Yanthu(66 kg)
<第3試合 ラウェイ 3分3R>
△マラー‐Mala (60 kg)
時間切れ引分
△テットルィントォ‐Thet Lwin Toe (64 kg)
<第2試合 ラウェイ 3分3R>
△ウードオドォ‐Wudo Do (49 kg)
時間切れ引分
△ソーリントゥン‐ Soe Lin Tun (53 kg)
<第1試合 ラウェイ 3分3R>
△二ィタン‐Ni Thang (96 kg)
時間切れ引分
△チョウチョウルィン‐Kyaw Kyaw Lwin (90 kg)