ブルーシ・ソウトが本選出場へ!PFL Challenger Series 1

(C)PFL

 2月18日(現地時間)にフロリダ州オーランドで『PFL Challenger Series 1』が開催された。
 世界唯一の総合格闘技(MMA)リーグであるプロフェッショナル・ファイターズ・リーグ(Professional Fighters League、PFL)は、レギュラーシーズン、「勝ち抜き」プレーオフ、シーズンを締めくくるチャンピオンシップで闘う個人のファイターが参加する真のスポーツとしてMMAを提供する最初の組織である。MGM Televisionとの新しい提携は、世界中の3億人のMMAファンとの交流の最大化を目指すPFLマルチプラットフォーム配信に、台本なしのプログラムとショート形式のコンテンツを提供する。当初の台本なしシリーズは、ファイターの日常生活をファンに提供し、チャンピオンがPFLリーグ・プレーオフで出場権を獲得するパラレル・トーナメントを特徴とする。
 今大会はチャレンジシリーズとして予選的な意味合いを持つが、ただ勝てばいいのではなく審判員と観客の投票で良い試合をした選手が選ばれて本選出場となる。当然、判定勝ちを狙ったりすれば選ばれる可能性は限りなく低くなるのでやはりKOや一本でインパクトが残る勝ち方をする必要があるとなるのだ。
 メインではカーウソン・グレイシー柔術でATT創設メンバーでもあるマーカス・コナン・シウヴェイラの息子ジョシュア・シルヴェイラがモハメド・ジュマと対戦。しかし攻めあぐね、なんとか3Rにチョークで一本勝ちしたものの、試合に時間がかかりすぎており、逆に1Rで豪快な飛び膝蹴りでKO勝ちしたブルーシ・ソウトの方が審判員や観客からの支持を集めた。結果、ソウトが本選出場権を獲得した。

■ PFL Challenger Series 1
日時:2022年2月18日(現地時間)
会場:アメリカ合衆国フロリダ州オーランド

<ライトヘビー級>
○ジョシュア・シルヴェイラ(米国)
 3R 1分52秒 リア寝息度チョーク
●モハメド・ジュマ(南スーダン)

<ライトヘビー級>
○テイラー・ジョンソン(米国)
 判定 3-0
●アレクサンダー・ポペック(ドイツ)

<ライトヘビー級>
○ブルーシ・ソウト(ブラジル)
 1R 4分43秒 TKO
●トラヴィス・デイヴィス(米国)

<ライトヘビー級>
○カール・ウィリアムス(ヴァージン諸島)
 判定 3-0
●マイルズ・エイモス(米国)