[ファイトクラブ]独占!龍ケ崎市議会議員桜井”マッハ”速人弾き語り木口宣昭先生追悼

[週刊ファイト2月24日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼独占!龍ケ崎市議会議員桜井”マッハ”速人弾き語り木口宣昭先生追悼
 編集部編
・♪Let it beギター弾き語り~「木口先生の死去は2日後に発覚した」
・マッハ道場「コロナ禍ストレス発散なのか繁盛中」JR巣鴨駅スグ
・スポーツ復興掲げるもわからないことだらけ:龍ケ崎市議会議員1年生


 巣鴨のマッハ道場に、現・龍ケ崎市議会議員でもある桜井”マッハ”速人を訪ねてみた。多岐に渡った長時間インタビュー収録後、キッズ・クラス指導だったので記念撮影したのがトップ画像である。本誌イリエマンもちゃっかり写っているが、今回はYouTube動画を本号発売後、後日公開していくので、本稿では要点を紹介するに留める。
                  (聞き手:タダシ☆タナカ)

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♪Let it beギター弾き語り~「木口先生の死去は2日後に発覚した」

 やはり避けて通れない話題は昨年9月12日に木口宣昭先生が76歳で亡くなられたことだ。急性の咽頭癌が発表されているが、驚くべきは「連絡が繋がらないので近所になる親戚(奥さんのお姉さんの子)が家を尋ねたら冷たくなっていた」こと。
 妻の実家の関係で江の島に住んでおられたのだが、なにしろ奥さんも高齢で弱っていたことから、2階が木口先生、1回が奥さんの間取りだったものの、以前も2階から降りてこないこともあれば、奥さんも階段を上がるのが辛いこともあり、実際、親戚が2階に上がるまで気が付かなかった。トイレに行こうとした状態で倒れたままだったという。

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 なんとも痛ましい話だが、生前に先生は「腰に針が入ってるから、僕が死んだら針やるから」と冗談で言っていたものの、その針も貰えないどころか、身内だけで済ました葬式にも行けなかったそうだ。

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故デストロイヤーさんとはレスリングスクールの日米対抗戦を毎年開催していた。

木口 宣昭(きぐち のりあき)
1944年11月8日生
選手として1962年・全日本学生選手権グレコローマンスタイル57kg級優勝、1969年・世界選手権大会グレコローマンスタイル62kg級5位入賞、全米選手権大会グレコローマンスタイル62kg級優勝およびフリースタイル62kg級3位入賞などの実績を残し、1970年より「木口道場」を開きレスリングを指導、修斗草創期1980年代から創始者の佐山聡に協力し、MMA(総合格闘技)の指導も行い、笹本睦(オリンピックレスリング3回出場)、山本美憂・聖子(現ダルビッシュ 聖子)山本”KID”徳郁(美憂の弟で聖子の兄)、須藤元気、五味隆典、桜井”マッハ”速人などを育成した。

YouTube ♪Let It be

 厳しい先生であり、木口道場の練習は「どちらかと言えばいじめられていた」恰好になるそうだ。道場が鶴川のこどもの国近くから小田急の多摩川学園前に変わってからは、そもそも指導を受ける機会も減っていく。マッハは自身の道場も開いていたが、同じ木口道場から独立した桜田直樹のガッツマン道場(明大前)所属になっていた。先生は法政大学で教えていたにせよ、騙されたり、事業に失敗したこともあったと言う。
 マッハがあまり試合をやらなくなってから、ギターはゼロから木口先生に直伝で教えて貰っている。先生から貰ったギターも残してあり、「音楽家になればよかったのに」と言うほど♪ツイスト&シャウトとか、よく歌っていたことを思い出すそうだ。
 
マッハ道場「コロナ禍ストレス発散なのか繁盛中」JR巣鴨駅スグ

マッハ道場巣鴨支部 住所: 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨1丁目24−8
電話: 03-6427-8955 女性会員月会費5000円! 

マッハ道場公式ホームページ


 「飯伏幸太があのサンドバック蹴っていたのを思い出す」というマッハ道場は、数知れぬプロも練習すれば、「ストレス発散なのか、コロナでむしろ繁盛している」とのことで、一般会員やキッズクラスもある。向かい側には「マッハ接骨院」がある。

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