カレン州2日連続ラウェイ大会最終2日め!日本人と対戦選手も出場!60歳オーバーのグローブ戦!

 先日2月12日ミャンマーの中心都市ヤンゴンでラウェイ大会が1年以上の空白期間をもって開催されたが、カレン州では大会は継続、2月13日、14日チャインセイジーで開催された大会2日め、当初予定の対戦カードになかったラウェイ70㎏近位中堅選手のソーバウー vs. 元ラウェイ王者トゥントゥンミンの弟で70-75㎏近位の上昇選手トゥンミンラットが対戦。試合は、急遽決定した試合の為か?2R戦で時間切れ引分。(トップ写真)
 現在ミャンマーでは、昨年2月勃発した軍による政権転覆のクーデターにより、反対勢力の武力弾圧とパンデミック禍で混乱状態である。当然ラウェイ選手達もその影響でトレーニング不足、大会も激減の為、他の仕事も行わなければいけない状況となっているため、3ラウンド戦が主流になっているが、選手によっては5R戦も行われている。現在カレン州での大会は、3R戦の試合が多い。
・ソーバウーは、強豪選手からの勝利はないが、上位選手との対戦やWLCラウェイタイトル挑戦、ONEでMMA戦も経験している。

2018年10月7日『LETHWEI NATION CHAMPIONSHIP』
vs.シューヤーマン

2018年6月2日『WLC-5 “KNOCKOUT WAR”』vs.アルター・サラディアック(ポーランド/ラウェイ1分、WLC2勝)※WLC世界ライトミドル級(71-67kg)タイトル戦

2017年11月3日 『ONE Championship 61:HERO’S DREAM』vs.ポートー※ONE Championship MMAフェザー級
・トゥンミンラットはまだ新人の頃3戦目(2018年12月16日『Air KBZ』)で渡慶次幸平にKO敗けを喫しているが、その後敗戦はない上昇選手。

2019年3月27日『MYANMAR VS. THAILAND Challenge Fights』でソーマウンウーと対戦した時、渡慶次戦後1戦行い4戦1勝1敗2分の戦績だった。


会場風景・マスク着用者は、ほぼおらず通常大会となっている

■「ラウェイ・ファイト」
日程:2022年2月13日、14日
場所:ミャンマー・カレン州・チャインセイジー郡区
2日め(14日)
<ラウェイ 3分2R>
△ソーバウー‐Saw Ba Oo
 時間切れ引分
△トゥンミンラット‐Tun Min Latt
試合動画
<ラウェイ 3分4R>
△ナイヤイン‐Nay Yine
 時間切れ引分
△シュールリン‐Shwe Lu Lin ※当初予定のテイェンソー Thein Soe (2019ゴールデンベルト51kg王者)は2月12日『MLWC-6』ヤンゴン大会でKO敗け

<ラウェイ 3分4R>
△ソーターンゲ‐Saw Thar Nge
 時間切れ引分
△タントジン‐Thant Zin

<ラウェイ 3分4R>
○シュートウェ‐Shwe Thway
 4RKO
●アーカーピョ‐Arkar Phyo

<ラウェイ 3分3R>
△ナインウィントゥン‐Naing Win Tun
 時間切れ引分
△アウンイェリン‐Aung Ye Lin

<女子ラウェイ 3分3R>
△タンターニィン‐Than Thar Nyint
 時間切れ引分
△メイタジントゥ‐May Thazin Htoo

<グローブ戦 2分2R>
△タメインタウダー‐Thamein Thawdar
 時間切れ引分
△シューワータン‐Shwe War Tun


60歳を超えた今も、試合を行う1980年代から1990年代のラウェイ王者シューワータンもグローブラウェイ戦を行った。


シューワータンは、今年のカレン州新年ラウェイ大会でも2R戦を行っていた。

初日(13日)
<ラウェイ 3分5R?>
○イエスィニ(2016年、2017年、2018年MLWC57㎏王者3回、ゴールデンベルト2015年51㎏ & 2016年54㎏王者)※ILFJ日本大会1勝1敗-Ye Thway Ni
 2RTKO ※カットによるストップ
●マイトヤイン(2016 & 2015ゴールデンベルト57kg王者)※ILFJ日本大会参戦-Mite Yine 
試合動画

<ラウェイ 3分5R?>
○シャンテットアウン Shan Htet Aung
 2RTKO
●チットタ Chit Thae

<ラウェイ 3分4R>
△タメイン二ィ二ィへイン Thamein Nyi Nyi Hein
 時間切れ引分
△アーマーン Arr Marn

<女子ラウェイ 3分3R>
△タウライ Thaw Lay
 時間切れ引分
△キャーイェンマ Kyar Yine Ma