先日2月12日ミャンマーの中心都市ヤンゴンでラウェイ大会が1年以上の空白期間をもって開催されたが、カレン州では大会は継続、2月13日、14日チャインセイジーで開催している大会の初日、メインはラウェイ60㎏近位上位のイエスィニ vs. マイトヤイン、両者日本大会参加歴があり、ラウェイ階級別トーナメント戦“ゴールデンベルトチャンピオンシップ”の優勝者、これまで両者5回対戦して1勝1敗3分となる6度目の対戦は、互角の試合展開だったが、2Rイェスイニのパンチ連打で眉間のあたりを出血したマイトヤインにドクターストップがかかり、イェスイニがTKO勝利で対戦戦績は1つ勝ち越したが、中4日の2月18日カレン州ラインブウェ大会で7度目の対戦を行う、マイトヤインのカットした負傷箇所の回復具合で対戦カード変更もあり得る。
現在ミャンマーでは、昨年2月勃発した軍による政権転覆のクーデターにより、反対勢力の武力弾圧とパンデミック禍で混乱状態である。当然ラウェイ選手達もその影響でトレーニング不足、大会も激減の為、他の仕事も行わなければいけない状況となっているため、3ラウンド戦が主流になっているが、選手によっては5R戦も行われている。現在カレン州での大会は、3R戦の試合が多い。
(トップ写真:会場風景・マスク着用者は、ほぼおらず通常大会となっている)
■「ラウェイ・ファイト」
日程:2022年2月13日、14日
場所:ミャンマー・カレン州・チャインセイジー郡区
初日(13日)
<ラウェイ 3分5R?>
○イエスィニ(2016年、2017年、2018年MLWC57㎏王者3回、ゴールデンベルト2015年51㎏ & 2016年54㎏王者)※ILFJ日本大会1勝1敗-Ye Thway Ni
2RTKO ※カットによるストップ
●マイトヤイン(2016 & 2015ゴールデンベルト57kg王者)※ILFJ日本大会参戦-Mite Yine
試合動画
<ラウェイ 3分5R?>
○シャンテットアウン Shan Htet Aung
2RTKO
●チットタ Chit Thae
<ラウェイ 3分4R>
△タメイン二ィ二ィへイン Thamein Nyi Nyi Hein
時間切れ引分
△アーマーン Arr Marn
<女子ラウェイ 3分3R>
△タウライ Thaw Lay
時間切れ引分
△キャーイェンマ Kyar Yine Ma
2日め(14日)
<ラウェイ 3分3R?>
テイェンソー Thein Soe (2019ゴールデンベルト51kg王者)
vs.
ナイイェン Nay Yine
<ラウェイ 3分3R?>
ソーターンゲ Saw Thar Nge
vs.
タントジン Thant Zin
<ラウェイ 3分3R?>
シュートゥェ Shwe Thway
vs.
アーカーピョ Arkar Phyo
<女子ラウェイ 3分3R?>
サンターニェン San Thar Nyein
vs.
マイタジントゥ May Thazin Htoo