ディラノ・テイラーが王座防衛!Titan FC 73

(C)Titan FC/UFC FIGHT PASS

 12月17日(現地時間)にフロリダ州マイアミで『Titan FC 73』が開催された。
 UFC、ベラトール、に次ぐ北米第4のメジャー団体となっているタイタンFCは全米生中継だけでなく、UFCファイトパスでも中継されている。その為か、UFCの大会と同日同時刻に重ならない様に開催されるようになった。一応、他団体ではあるが、ベラトールの様にUFCと敵対している訳ではなく、協力体制という感じだ。
 今大会は二階級の王座戦が組まれ、メインではウェルター級王座戦。王者ディラノ・テイラーがマーカス・エドワーズの挑戦を受けた。エドワーズもローカル大会で王者になったり、LFAなどの有名大会でも実績があるが、下馬評では王者が圧倒している。試合はまずテイラーがテイクダウンしてグランドで上を奪って有利に試合を進めるも、エドワーズも盛り返し一進一退の攻防となり、僅差の判定でテイラーが勝利。テイラーが見事に王座防衛を果たした。
 セミファイナルではバンタム級王座決定戦が行われ、アルベルト・モンテスとイラ・ルコウスキーで争われた。下馬評ではモンテスが圧倒していたが、試合はルコウスキーがパンチでKO勝ち。見事に新王者に輝いた。

■ Titan FC 73
日時:2021年12月17日(現地時間)
会場:アメリカ合衆国フロリダ州マイアミ

<ウェルター級王座タイトルマッチ>
○ディラノ・テイラー(米国/王者)
 判定 2-1
●マーカス・エドワーズ(米国/挑戦者)

<バンタム級王座決定戦>
○イラ・ルコウスキー(米国)
 2R 0分17秒 TKO
●アルベルト・モンテス(ベネズエラ)

<フライ級>
○ロイバート・エケベリア(ベネズエラ)
 判定 3-0
●ワスカー・クルス(ドミニカ)

<フェザー級>
-アサ・テン・パウ(米国)
 ノーコンテスト
-クリス・ローマン(米国)