パンデミック禍と軍部による政権転覆のクーデターにより、反対派の武力弾圧が続き、混乱状態のミャンマーで2020年2月22日の試合を最後に、2年近く試合から離れていたラウェイ・ミャンマー67-70㎏近位トップ選手のソーリンウーが2022年1月2日ミャンマーカレン州パアン・ミャイン・ジーグーで試合を行う。対戦相手はラウェイ70㎏近位トップクラスのトゥェィ・シット・ウインラインで現在のラウェイ中量級トップ選手同士の好カードとなる。
ソーリンウー最近5試合は3勝2分。2020年1月19日ONE CHAMPIONSHIPに出場中のポンシリ・PKセンチャイムエタイジムにダウンを奪うも倒しきれず引分、2019年12月29日には日本にも何度も来日しているパコーン・PKセンチャイジム(タイ)にKO勝している。
ソーリンウーは試合はなくともパンデミック禍からトレーニングは継続しており、「ラウェイファンのにもためにも自分の為すことを行う!」と今年初旬に述べていた。
今年1月のトレーニング風景:https://youtu.be/kEzlkppbWQ0
タイのフェアテックスジムでムエタイ修行経験のあるトゥェィ・シット・ウインラインは、ラウェイの技巧派で敗退は若手時代タ・ペイニョ戦での1敗のみでTHAI FIGHT常連のイッキューサン(2018年11月10日)やチャイワット・サングアンチャイ(2018年10月14日)のタイ選手にKO勝している。今年も試合は続けておりKO勝利こそないが優位に試合を運んでいる。
■『ミャンマーラウェイ・チャレンジファイト』
日時:2022年1月1日、2日 9:00開始
場所:ミャンマー・カレン州パアン・ミャイン・ジーグー
1月2日(2日め)
<メインイベント ラウェイ>
ソー・リン・ウー(ミャンマー/2010年ゴールデンベルト60㎏王者、ラウェイ69kg級世界王者)※ILFJ日本大会1勝1分-Soe Lin Oo
vs.
トゥェィ・シット・ウインライン(ミャンマー/2018年ゴールデンベルト71㎏、2016年67㎏王者)-Thway Thit Win Hlaing
大会初日の1月1日はTHAI FIGHTにも参戦経験ある75㎏近位のピットゥがメインとなっている。
判定有ラウェイWLCで、サン・トー・ウー(ミャンマー/2018年ラウェイネイションチャンピオンシップ71kg-67㎏王者)に判定勝をおさめている。(2018年9月29日)