ムースとW・モリッシーが仲間割れ!Impact Wrestling

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 12月2日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
 今放送は番組冒頭でマッド・カルドナが現インパクト世界王者のムースを呼び出した。激しく王座挑戦を迫るカルドナだが、ムースがお前は今までメジャータイトルを獲った事がない中堅と罵ると遂に乱闘に発展。カルドナが襲い掛かりムースを攻撃し、更にムース救出に駆けつけたW・モリッシーにも攻撃するが、流石に怪物二人を相手では劣勢に追い込まれる。しかし、今度はエディ・エドワーズがカルドナ救出にリングに駆けつけたのだった。エドワーズが怪物二人を蹴散らし、これを見たスコット・ダモール副社長は、ムース、モリッシー対エドワーズ、カルドナというカードを決定した。試合は四人が入り乱れる激しい展開となったが、最後はなんとカルドナがムースを丸めこんでフォール勝ち。現王者から直接フォールを奪ったカルドナはエドワーズと勝利をアピールしたのだった。そして試合後、フォールを奪われたムースに対し、パートナーのモリッシーがビッグブーツで攻撃。不甲斐無いムースに業を煮やしたのか、自分も王座を狙っているからなのか、遂に怪物二人が仲間割れとなってしまったようだ。ムースはカルドナだけではなく最強のパートナーだったモリッシーからも狙われる形となった。放送終了後、ダモール副社長がリングに現れ、ムースがカルドナ、モリッシー二人を相手に王座防衛戦を行う事を決定してしまいムースは大ピンチという事になった。
 元WWEのブロンソン・リードことジョナがインパクト・レスリングで初試合を行った。PPV大会でジョシュ・アレキサンダーを襲ったが、今回はシングルマッチでジャイ・ヴィダルにあっという間に勝利してしまった。ジョナはインパクト・レスリング最高峰王座であるインパクト世界王座を保持するムースへの挑戦を表明。だが、まずはアレキサンダーだと最初のターゲットはアレキサンダーに絞ったようだ。

■ Impact Wrestling
日時:2021年12月2日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ合衆国会場非公開

<タッグマッチ>
○エディ・エドワーズ、マッド・カルドナ
 ピンフォール
●ムース、W・モリッシー

<タッグマッチ>
○リッチ・スワン、ウィリー・マック
 ピンフォール
●バイオレント・バイ・デザイン(ジョー・ドーリング、ディーナー)

<シングルマッチ>
○レイチェル・エラリング
 ピンフォール
●サバンナ・エバンス

<シングルマッチ>
○ジョナ
 ピンフォール
●ジャイ・ヴィダル

<シングルマッチ>
○クリス・セイビン
 ピンフォール
●マシュー・リーヴォルト