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11月28日カンボジア・プノンペンのTown Full HDTVスタジオで『MAS FIGHT CAMBODIA』配信大会が開催された。11月14日大会より9分1Rの立ち技格闘技“MAS FIGHT”2試合はグローブを着用せず、バンテージのみの古式ムエタイ“カッチューア”形式で行われた。(トップ写真:ノーグローブMAS FIGHT 肘を打ち下ろすピス・ブンセス)
大会の核となるクン・クメール(カンボジアのムエタイ)4人トーナメントでは、初戦判定勝利したイェン・ディナとローン・パンハが棄権、敗退した選手同士の決勝戦は、蹴りキャッチを多用するロン・ベンロェンが、左ミドルで腕を痛め1R終了後試合を棄権し、ファル・サフォーンが優勝、賞金320万リエル=約89,000円とKO賞80万リエル=約22,500円を獲得、準優勝のロン・ベンロェンには240万リエル=約67,700円が授与された。
全6試合の大会スタイル、カンボジアのムエタイ“クン・クメール”5R戦、大会の核となるワンデー4人トーナメントの初戦クン・クメール3R戦、9分1Rの立ち技格闘技“MAS FIGHT”2試合、最終第6試合にワンデートーナメント決勝戦3Rとなっている。
カンボジアでは、今年の2月中旬までCOVID-19死亡者0、感染者数も400人台まで抑え込み、全ての外国人を対象とした入国制限措置が効果を出していたが、2月下旬に初の死傷者も出て罹患者も続出※、6月下旬に感染拡大のピークから、10月に入り急減、無症状の人を検査対象から外すよう、フン・セン首相が指示したとされ、その影響だとみられている。そして感染者数減少は継続している為、経済活動開始の方針、入国者の隔離期間短縮を発表している。
現在、2回のワクチン接種完了が11月29日時点で人口の79.7%(※日本は11月29日時点で77.3%)を超えているが、国内の行動制限は変わらず、3回目のブースター接種も進んで13.5%の国民が接種済となっている。
Source:日本経済新聞、アジア経済ニュース、カンボジア経済
・クラスター発生源は、隔離中の中国人が隔離ホテルから賄賂を使って脱走し、クラブやサービスアパートメント等で感染を広げたとされている。
SankeiBiz:https://www.sankeibiz.jp/macro/news/210308/mcb2103080612001-n1.htm
◇カンボジアの感染概要
「各日」は前日以降に新たに報告された感染者数
データ提供元:JHU CSSE COVID-19 Data·このデータについて
11月29日までの概要:陽性者:12万、死亡者:2,935
◇カンボジアのワクチン接種状況
11月29日までの概要
データ提供元: Our World in Data · 最終更新: 1 日前
※◇MAS FIGHTルール
・1ラウンド9分
・判定なし、9分闘い抜けば引分、KO決着のみ
・2ダウンでKO敗
・立ち技のみ(※投げ可)
■『MAS FIGHT CAMBODIA-week 96』
日時:2021年11月28日 15:00開始(日本17:00)
会場:カンボジア・プノンペン・TOWN FULL HD TV スタジオ
試合の様子は公式Facebookページ、公式Youtubeでもライブ配信されている。
<第6試合 65㎏トーナメント決勝 クン・クメール 3分3R>
○ファル・サフォーン(カンボジア)-Phal Sophorn
1R終了後TKO ※1Rファル・サフォーンは腕への左ミドルでダウン先取、ロン・ベンロェンはダメージで1R終了後棄権
●ロン・ベンロェン(カンボジア)-Long Benloeun
<第5試合 57㎏ MAS FIGHT ノーグローブ 9分1R>
△ピス・ブンセス(カンボジア)-Pich Bunseth
時間切れ引分
△ソク・リス(カンボジア)-Sok Rith
<第4試合 60㎏ MAS FIGHT ノーグローブ 9分1R>
△トゥン・ファネス(カンボジア)-Thun Phaneth
時間切れ引分
△モーン・サメット(カンボジア)-Morn Sameth
<第3試合 65㎏㎏トーナメント クン・クメール 3分3R>
○ローン・パンハ(カンボジア)-Lorn Panha
判定
●ロン・ベンロェン(カンボジア)-Long Benloeun
<第2試合 65㎏トーナメント クン・クメール 3分3R>
●ファル・サフォーン(カンボジア)-Phal Sophorn
判定
○イェン・ディナ(カンボジア)-Yen Dyna
<第1試合 57㎏ クン・クメール 3分5R>
○パンハ・パファ(カンボジア)-Panha Rapha
判定
●デー・チョムロン(カンボジア)-Der Chomrong
※カンボジア“すべての外国人に対しての入国規制”(2021年11月25日)
カンボジアへの入国
以下条件を満たしていれば隔離免除
①ワクチン接種済みであることを証明できる書類の提示
・カンボジアまたは外国の政府機関が発行したもので、英語またはクメール語で記されているもの
②陰性証明書の提示
以下条件を満たす新型コロナウイルスの陰性証明書が必要
・カンボジア到着72時間以内に居住国の保健機関・当局などから発行されたもの
※シンガポール経由便の場合は出発48時間以内
・検査の種類はPCR検査で検体は鼻咽頭スワブ(Nasopharyngeal Swab)
・英語またはフランス語で作成されているもの
・検査機関の印の押印および責任者の署名が必要
・紙媒体の原本が必要
上記書類を提示した後に抗原検査を行い、陰性であることが確認されれば(結果が判明するまで15~20分程度要する)隔離することなく無制限で国内の移動が可能
▼ワクチン未接種の場合
ワクチン未接種の場合は、隔離などの制限措置の対象となる
①入国制限措置
・隔離期間:14日間
・隔離場所:カンボジア政府が指定する隔離施設または保健省が承認した隔離可能なホテル
②カンボジア入国時の措置
以下条件を満たす新型コロナウイルスの陰性証明書が必要
・カンボジア到着72時間以内に居住国の保健機関・当局などから発行されたもの
※シンガポール経由便の場合は出発48時間以内
・検査の種類はPCR検査で検体は鼻咽頭スワブ(Nasopharyngeal Swab)
・英語またはフランス語で作成されているもの
・検査機関の印の押印および責任者の署名が必要
・紙媒体の原本が必要
隔離ホテルの予約確認書の提示またはデポジットの支払い
・カンボジア入国後に保健省が承認したホテルで隔離する場合は事前に予約して予約確認書を提示する必要がある
※予約確認書は紙媒体で必要
・予約確認書が用意できない場合は約23万円(2,000米ドル)のデポジットを支払う必要がある
新型コロナウイルス感染検査の受検
・カンボジアに到着後、新型コロナウイルス感染症の検査を受検
・検査の結果が陰性であった場合は14日間の隔離
・陽性の場合は、治療施設に移送される
※COVID-19健康保険加入の推奨されている
カンボジア国内の主な規制(移動制限や外出禁止など)2021年11月4日
8月16日より,カンボジア全土がマスク着用及びソーシャルディスタンス確保義務地域となっている
【マスクの着用が求められる主なケース】
隔離対象者、乗合バス/タクシーや公共交通機関の乗客、人が多く集まる公共の場所にいる場合、2名以上が集まる場所にいる場合など
※例外規定もあり
【ソーシャルディスタンス(1.5メートル以上)の確保が求められるケース】
職場を含め、人が多く集まる公共の場所にいる場合等
※ 例外規定もあります。
上記の感染防止措置に違反した場合の罰則は以下のとおりです。
● マスクを着用せず、保健当局及びその他の機関から警告を受けてもなおマスクを着用しない場合
● ソーシャルディスタンスを確保せず、保健当局及びその他の機関から警告を受けてもなおソーシャルディスタンスを確保しない場合;
<罰金> 20万~100万リエル
※1リエル=0.028円 ※2021年11月21日時点