復帰1か月の葉月が驚異的ラッシュ 耐えた林下が8度目防衛成功 スターダム

 3日、スターダムが『KAWASAKI SUPER WARS~川崎超女大戦~』川崎市とどろきアリーナ大会を開催した。

 復帰わずか1か月で頂点赤ベルト挑戦となって賛否を呼んだが、葉月の驚異的なラッシュに会場は騒然だ。復帰前に林下詩美のトレーニングの面倒をみたのが葉月であり、戦前に林下は「思い出すのは練習生の頃 基礎トレから受身から全部みてくれてた 練習見てもらってる時はすごく厳しくて、でもそれがあっての私で 当時は辛かったけど今思えばすごくありがたい時間だった」と振り返りつつ「でも今あるのは怒りだけ STARDOMが好きだからこそ あなたのことが好きだったからこそ 私はあなたを許せない」と後足で砂をかけるように辞めていった葉月に嫌悪感を表明していた。

 序盤から激しく動いた試合は、場内場外を問わず展開する。どこからそんな力が出るんだと思わせたのは、葉月のファルコンアロー2連発からの垂直落下式ブレーンバスター。万事休すと思われた林下だったが、辛うじてカウント2で肩を上げる。最後はトーチャーラックボムからのハイジャック・ボムで林下が防衛したが、葉月の準備、林下の地力とも光ったメインとなった。なお、次期挑戦者に確定した舞華との間での舌戦も試合後に繰り広げられた。

 林下「あの頃の、私の知ってる葉月さんのままだった。この時代の今のスターダムでどんどんやり合っていけたらと思う。(挑戦を)承諾したことを後悔していたくらい、足りない部分があると思っていたが、権利あると思ったし野心が見えた」

■ スターダム KAWASAKI SUPER WARS~川崎超女大戦~
日時:11月3日(水祝)15:30 ※第0試合は15:00
会場:神奈川・川崎市とどろきアリーナ 観衆906人(コロナ対策限定人数/主催者発表)

<第0試合> ※15:00開始
●月山和香
 6分23秒 フェースバスター⇒片エビ固め
〇桜井まい

<第1試合/フューチャー・オブ・スターダム選手権試合>
[挑戦者]
●レディ・C
 4分42秒 冷凍庫爆弾⇒片エビ固め
〇琉悪夏
[第7代王者]
※琉悪夏が初防衛戦

<第2試合/「第11回 ゴッデス・オブ・スターダム?タッグリーグ戦?」レッドゴッデス公式戦>
吏南
●羽南
 5分44秒 マイ・エンブレム⇒片エビ固め
フキゲンです★
〇鹿島沙希

<第3試合/3WAYバトル(1/20)>
〇白川未奈
 7分38秒 インプラントDDT⇒片エビ固め
●上谷沙弥
※もう1人は舞華

<第4試合/タッグリーグ・スペシャル>
コグマ
△岩谷麻優
 15分時間切れ引き分け
なつぽい
△ひめか

<第5試合/ハイスピード選手権試合>
[挑戦者]
△渡辺桃
 11分50秒 両者リングアウト
△スターライト・キッド
[第21代王者]
※キッドが2度目の防衛に成功

<第6試合/ワールド・オブ・スターダム王座挑戦権利証マッチ&SWA世界選手権試合>
[挑戦者]
●AZM
 13分22秒 白虎
〇朱里
[権利証保持者/第7代SWA王者]
※朱里がSWA王座7度目の防衛に成功

<第7試合/ワンダー・オブ・スターダム選手権試合>
[挑戦者]
●ウナギ・サヤカ
 21分31秒 トワイライト・ドリーム
〇中野たむ
[第15代王者]
※中野が5度目の防衛に成功

<第8試合/ワールド・オブ・スターダム選手権試合>
[挑戦者]
●葉月
 25分24秒 ハイジャック・ボム⇒エビ固め
○林下詩美
[第13代王者]
※林下が8度目の防衛に成功


※月額999円ファイトクラブで読む(クレジットカード、銀行振込対応)
▼常識破りでビッグマッチ大行進中 すべての道は両国クイーンダムに通ず スターダム

[ファイトクラブ]常識破りでビッグマッチ大行進中 すべての道は両国クイーンダムに通ず スターダム

※電子書籍で読む
’21年11月11日号Stardom川崎 BJW博多広島 九州プロ 仮面貴族 MOX依存症 S活字年間
表紙:WWEハロウィン仮装女子陣:右端フランキー・モネ(タヤ・ヴァルキリー)解雇リストに