原口健飛 公開練習「僕は僕のやり方でRISEを盛り上げる」「日本を背負って全力で戦う」


 11月14日(日)大阪・丸善インテックアリーナで開催される『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA.2』においてGLORY世界フェザー級王者ペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ)と対戦する原口健飛が27日、FASCINATE FIGHT TEAM(兵庫県宝塚市)で公開練習を行った。
 貰うときは絶対貰うし、でも最大威力では貰わんようにしよかなって

 レジェンドとの一戦を前にして、シャードとパンチを中心としたサンドバックを披露したことに対して原口は
「ペット選手は蹴りがめちゃくちゃヤバイ選手なんで、あえてそこ付き合ってもいいかなって思ってる部分もあるんですけど、やっぱ勝ちに行きたいんで。苦手そうなパンチで仕留めに行こうかなと思ってるんですけど。もちろん蹴りも使うし、蹴りもいっぱい使った中でフィニッシュはパンチで行こうかなって考えがあるんで、今パンチを多めにやってますね。」
と語り、かつまた王者のサウスポーについても
「貰うときは絶対貰うし、でも最大威力では貰わんようにしよかなって思ってますね。振り切る前に避けるのか、距離潰しにいくのかって感じで。やっぱ足も硬いやろうし、当たるだけでも痛いと思うんですけど、3分3Rなんで我慢しながらでもやっぱり貰わんようにはしようかなって思ってるんですけど。」
と、戦略を語った。
 ペットパノムルンに対してアドバンテージだと思う部分はとの質問に対しては
「テクニックは上回ってるし、スピードも僕の方があるかなと思ってますね。それ以外は何も勝ってないですけど、そこの部分で勝ちに行こうかなと思ってます。」
強気な一面を見せるも
「いやでも対峙してみないと分からないですけど、見た感じでは思ってるだけでどうですかね、全部通用せんかもしれへんし。でも当て勘はやっぱあるかなぁとは思うんで、あとはペット選手と対峙してみて出るか出ないかが問題っすよね。」
と、不安をのぞかせた。
腕の一本くらいは僕もういいかなって

 王者の蹴りを貰わないよう気を付けたいとする一方で、覚悟の姿勢も見せてくれた。
「折れるでしょ、当たったら。絶対折れると思うんで。まぁ腕の一本くらいは僕もういいかなって思ってるんで(笑)。
 ホンマに多分今回はそうなりますね。でもビビッてばっかりじゃ勝てへんから、行くときは行くし。逆に1R、2R何もできなくて取られたとするじゃないですか。3Rはもう僕行きます、絶対に。どうせ負けてるんやったら全開で行きます。そこはやっぱ期待しててもらいたいですよね、行くときは僕絶対行くんで。」
日本を背負ってRISEを引っ張っていきたい

 「売れてきてるファイターとかってやれること自体が良いみたいな、RISEに出れて満足しちゃうファイターが今多くて。僕はそこじゃなくて、なおかつ僕は勝ちに行くし、やっぱ日本を背負っていかなあかんから全力を出して戦いますね。諦めないっすね。」とレジェンドに勝つと宣言、
 「天心くんは色んなテレビ出たりとかすごくやってますし、僕は僕で、僕のやり方でRISEを盛り上げていけたらなと思ってるし。天心くんの代わりじゃないんで僕は正直。天心くんは天心くん、原口健飛は原口健飛でしっかりやっていきたいなって思ってるんで。」
RISEの今後は天心に代わって自らがけん引すると明言した。


■ Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA.2
日時: 2021年11月14日(日)  開場12時30分/本戦開始14時予定※開場後オープニングファイトを実施予定
会場: 丸善インテックアリーナ大阪(大阪府大阪市港区田中3-1-40)Osaka Metro中央線「朝潮橋」 2A出口すぐ

<SuprerFight! -65kg契約 3分3R延長1R>
原口健飛(日本/FASCINATE FIGHT TEAM/RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント優勝)
 vs.
ペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ/Kiatmuu9/GLORY世界フェザー級王者)