全日本プロレスは都内で会見を開き、所属選手のゼウス(39)が今年限りで退団すると発表した。
ゼウスは8月に100%の株式を取得した大阪プロレスの社長として、大阪プロレスの再生を目指すと語った。
全日本首脳陣には5月に意志を伝えていたとし、全日本プロレスの十枝利樹取締役は会見の場で円満に送り出すことを了承し「全日本プロレスも全力で支援して、プロレス界を盛り上げたい」と語った。
ゼウスは「全日本プロレスには感謝の気持ちしかありません。この大変な時期に自分の思いを理解して、気持ちよく出させていただけることに感謝いたします。自分は全日本プロレスの最高の時代に戦えたと思っております」
「全日本プロレスとは友好関係を築き、活動していくという話になっていますので、引き続き機会がある時は全日本プロレスのリングに立たせていただきます」と、全日本プロレスに対する感謝を熱く述べた上で、
「大阪プロレスについてはオンリーワン、必ず日本一の団体を作り上げます。日本中の子どもたちに夢を与えたい。家族が仲良く楽しめるエンターテイメントを大阪で提供したいと考えております」と、自らがデビューした思い入れ深い団体である大阪プロレスの再生を誓った。
今年プロレスラー生活15周年を迎えるゼウスは、11月23日に大阪エディオンアリーナで「2021 世界最強タッグ決定リーグ戦 ~ゼウス デビュー15周年記念大会~」開催が決定している。
■ 全日本プロレス「2021 世界最強タッグ決定リーグ戦 ~ゼウス デビュー15周年記念大会~」
日時:2021年11月23日(火・祝) 17時00分
会場:エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第2競技場
ゼウス 全日本プロレスを退団 大阪プロレスの再生目指す
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