VTJ2021決定対戦カード第1弾
デビュー25周年を迎える“ミスターVTJ”宇野薫の出場が決定!
新GLADIATORフェザー級王者原口央と対戦!
数々の伝説を残してきた「VTJ」が約5年ぶりに復活することが決まった。
“400戦無敗”グレイシー一族最強の男と言われたヒクソン・グレイシーの初来日、中井祐樹とジェラルド・ゴルドーの伝説の一戦など、1994年から2回に渡る無差別級トーナメント「VALE TUDO JAPAN オープン」を経て“世界の強豪を迎え撃つ”という新たなコンセプトで開始された「VALE TUDO JAPAN」。
その最初の大会となったのが1996年に行われた「VALE TUDO JAPAN’96」だったが日本勢が惨敗を喫し、専門誌の表紙に「日本最弱」というショッキングなコピーが踊ることとなった。
しかし、その歴史的敗戦から僅か21日後に行われた全日本アマチュア修斗選手権の決勝に勝ち上がった二人の若者が後に世界を舞台で戦うことになる。
その一人が桜井マッハ速人。そして、もう一人の若者が宇野薫だった。同年にはプロデビューを果たし、VTJ初登場となった1998年のブラジリアン柔術黒帯のヒカルド“リッキー”ボテーリョ戦をパウンドアウトで下した。
翌年には修斗プロ化10周年記念大会で“修斗のカリスマ”佐藤ルミナを破り、世界王者に戴冠。1999年に行われた“日本vsブラジル”7対7では副将を務め、アンドレ・ペデネイラスとの死闘を経て、2000年に修斗の王座を返上。
そこから宇野薫は海を渡り、ジェンス・パルバー、BJペンとUFCのタイトルを掛けて激闘を繰り広げた。そして5年ぶりの「VTJ」再開。
今回のコンセプトの一つとして掲げられいるのが“世界で戦ってきた男達とこれから世界で戦うファイター”。宇野薫ほどこのコンセプトにあったファイターがいるだろうか?
その宇野に用意された相手はGRADIATORフェザー級王者の原口央だ。
近年各団体のベルトを総なめにし、格闘界を席巻している宮田和幸率いるヘラクレス軍団の一員である原口は9月26日大阪で行われた「GRADIATOR15」でMIKEが保持するフェザー級タイトルに挑戦。前回ロープローによるノーコンテストとなった試合の再戦だったが全局面で圧倒して完勝。GRADIATORの新王者に輝いたばかりのまさに今後に大きな期待をかけられている日本MMA界のホープだ。
今年でデビューから25周年を迎え、46歳になり、対戦相手は最前線を走るトップランナーでなくとも良いのではないか?との周囲の声を他所に年齢を一切言い訳にせず、ひたすら自らのMMA道に挑み続ける宇野薫。我々はどの時代にも、何度も何度も見せられた奇跡の大逆転をいつも期待している…。
新星原口が残酷な現実を突きつけるのかか?
それとも宇野薫が奇跡を起こすのか?
第1弾の発表からVTJらしい残酷すぎるマッチメイクが決定した。
■ VTJ 2021
日時:2021年11月6日(土)16:30
会場:USEN STUDIO COAST(東京都江東区新木場2-2-10 JR「新木場駅」より徒歩5分)
協力:USA修斗協会/一般社団法人日本修斗協会/INSPIRIT
主催:VTJ実行委員会
決定カード
<VTJ2021◎65.8kg契約5分3R>
宇野 薫(UNO DOJO)
vs.
原口 央(BRAVE)
<選手プロフィール>
宇野薫 CAOL UNO
第4代修斗ウェルター級チャンピオン
うの・かおる
所属 UNO DOJO
出身 神奈川県横須賀市
生年月日 1975年5月8日(46歳)
身長 170cm
戦績 60戦34勝(18S・3KO)21敗5分
SNS @caoluno
原口 央 AKIRA HARAGUCHI
はらぐち・あきら
GLADIATORフェザー級チャンピオン
所属 BRAVE
出身 鹿児島県
生年月日 1995年4月29日(26歳)
身長 170cm
戦績 7戦5勝(2KO)2敗
SNS @haraguchiakira
同日開催プロフェッショナル修斗公式戦
既報カード
<女子世界スーパーアトム級チャンピオンシップ5分5R>
黒部三奈(王者・初防衛戦/マスタージャパン東京)
vs.
SARAMI(挑戦者・同級1位/パンクラスイズム横浜)
<世界ストロー級暫定チャンピオン決定戦5分5R>
猿丸ジュンジ(同級1位/修斗GYM東京)
vs
黒澤亮平(同級5位/パラエストラ松戸)
<フェザー級5分2R>
結城大樹(同級世界9位/マスタージャパン福岡)
vs.
岩本健汰(ロータス世田谷)
<フライ級5分2R>
高橋SUBMISSION雄己(和術慧舟會HEARTS)
vs.
山内 渉(FIGHT FARM)