26日ラスベガスでUFC大会が開催され、世界フェザー級王座決定戦と、世界女子フェザー級王座決定戦ふたつのタイトルマッチが満員の観衆の前で行われた。
フェザー級王座をかけた一戦・・・👊
メインイベントはアレキサンダー・ボルカノフスキー🆚ブライアン・オルテガ💥#UFC266 pic.twitter.com/iAEsm3W63q
— UFC Japan (@ufc_jp) September 26, 2021
FC世界フェザー級王座決定戦
フェザー級王者アレキサンダー・ボルカノフスキーと同級2位のブライアン・オルテガが、試合開始から壮絶な打ち合いを展開し 両者顔が切れて出血。オルテガの鼻血が止まらず顔面が赤く染まる。
第3ラウンド、オルテガは2つのサブミッションを仕掛け、アレキサンダーの動きを封じ会場を沸かせた。
一瞬極まってしまったかに思われたがボルカノフスキーは辛くも切り抜け、4Rに逆襲に打って出ようとするが、ここでオルテガが足に打ち込んだローで膝が赤く腫れてきて動きにキレが出せない。がオルテガの消耗も激しく力が出ないのか締め技を仕掛けても絞り切れず逆に切り抜けたボルカノフスキーにマウントを取られ嵐のようなパンチの雨を浴びせられる。
オルテガは顔面大流血の状態で闘い続ける。パンチのせいで頭がもうろうとしているのか、流血のせいか時折ふらつく。鼻血止まらず。医師が独行できるかを本人にしばしば確認。
第5ラウンドオルテガとボルカノフスキーは打ち合いながら互いに仕留める機会を伺うかのようにジャブやローを打ち込むがお互いに今少しのところで決めることが出来ないまま時間切れで判定に。
結果満場一致の判定でボルカノフが6度目のタイトル防衛を果たした。
試合後のボルカノフスキーのコメント。
「自分は普通の人間だ。何度も言うけれど、ハードワークのおかげで今の自分があるんだ。自分がやってきたことは誰にでもできることだし、誰にもリミットはない。応援してくれた人、手を貸してくれた人のために闘った。」
UFC世界女子フェザー級王座決定戦
チャンピオンのワレンチナ・シェフチェンコは、3位のローレン・マーフィーを相手に、技術的にもパワフルなパフォーマンスで、6年連続のタイトル防衛に成功した。
マーフィーは3ラウンドの間なんとか粘るも、第4ラウンドにシェフチェンコが猛攻を仕掛け、グラウンド&パウンドでTKOストップを奪った。
勝利が決まったとたん、バレエのピルエットを踊りクルクルと回ってみせた。
Another masterclass from @BulletValentina 🏆
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試合後のシェフチェンコのコメント:
「素晴らしい気分。自分にとっては格闘技がすべて。どの階級でも、誰に対しても準備はできている。私はここにいる。私はチャンピオンだ。」
6年ぶりにカムバックしたニック・ディアスと、ベテランファイターのロビー・ローラーの試合は、ボクサー冥利に尽きるもので、両選手がファンの人気者になった理由が浮き彫りに。
ローラーはオクタゴンでの経験を生かして、ディアスの優れたテクニックをかわし、ボディを効かせて、3ラウンドに右フックでTKO勝ち。
バンタム級では、今年のカムバック・オブ・ザ・イヤー候補が登場。
6位のマルロン・モラエスは、試合終了間際のコンビネーションで10位のメラブ・ドバリシビリを倒したが、ドバリシビリはなんとか耐えた後にテイクダウンを奪い、グラウンド&パウンドでは100発以上のパンチを繰り出し、第2ラウンドにTKO勝ちした。
前座では、ウェルター級期待のマシュー・セメルスバーガーがUFC新人のマーティン・サノを15秒でノックアウトし、衝撃的な勝利を収めた。
<UFC世界フェザー級王座決定戦>
〇アレキサンダー・ボルカノフスキー
判定3-0 49-46, 50-45, 50-44
●ブライアン・オルテガ
<UFC世界女子フライ級王座決定戦>
〇ワレンチナ・シェフチェンコ
4R4:00 TKO
●ローレン・マーフィー
<メインカード>
〇ロビー・ローラー
3R0:44 TKO 3RTKO0:44
●ニック・ディアス
〇カーティス・ブレイデス
判定3-0 0-27, 30-27, 30-27
●ジャルジーニョ・ホーゼンストライク
〇ジェシカ・アンドラージ
1R4:54 TKO
シンシア・カルビーヨ
<前座>
〇メラブ・ドバリシビリ
2R4:25 TKO
●マルロン・モラエス
〇ダン・フッカー
判定3-0 30-27, 30-27, 30-26
●ナスラット・ハクパラスト
〇クリス・ドーカス
2R1:23 TKO
●シャミル・アブドゥラヒモフ
〇タイラ・サントス
判定 30-27, 30-27, 30-27
●ロクサン・モダフェリに全会一致で判定勝利 (30-27, 30-27, 30-27)
〇ジェイリン・ターナー
1R4:01リアネイキッドチョーク
●ウロシュ・メディチ
〇ニック・マキシモフが
判定3-0 29-28, 29-28, 29-28
●コーディ・ブランデージ
〇マシュー・セメルスバーガー
1R0:15 KO
●マーティン・サノ
〇ジョナサン・ピアース
2R3:31リアネイキッドチョーク
●オマール・モラレスにサブミッションで勝利
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