アレクサンダー・サルナフスキーがメインで判定勝ち!ACA 129

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 9月24日(現地時間)にロシア連邦モスクワで『ACA 129: Magomedov vs. Sarnavskiy』が開催された。
 ACAは、ACBとアフマット・ファイト・ショーが合併したものだ。ACB(アブソリュート・チャンピオンシップ・ベルクート)はロシアの総合格闘技団体。アフマット・ファイト・ショー(ワールド・ファイティング・チャンピオンシップ・アフマット=WFCA)はロシア・東欧で開催するキックとMMAの混合イベントで過去には多くのレジェンド達が参戦していた。この両団体がACA(アブソリュート・チャンピオンシップ・アフマット)として新たにスタートしたのだった。
 今大会のメインはライト級戦で、ラシッド・マゴメドフとアレクサンダー・サルナフスキーが対戦した。共にロシア人戦士だが、マゴメドフはUFC、PFLというメジャー団体を渡り歩いており、ヤスベイ・エノモトやホドリゴ・ダムなど日本でも有名な選手に勝利している。対するサルナフスキーはベラトールで戦ってきており、共にメジャー団体から主戦場をロシアに移した選手同士の対戦となった。下馬評ではややマゴメドフ有利だったが、試合はほとんどスタンドの展開に終始し、打撃の的確さ、金網際に追い込み有利に試合を進めたサルナフスキーが判定勝ち。下馬評を覆し、UFC、PFLを渡り歩いたマゴメドフにサルナフスキーが勝利した。

■ ACA 129: Magomedov vs. Sarnavskiy
日時:2021年9月24日(現地時間)
会場:ロシア連邦モスクワ

<ライト級>
○アレクサンダー・サルナフスキー(ロシア)
 判定
●ラシッド・マゴメドフ(ロシア)

<ウェルター級>
○G.キラマゴメドフ(ロシア)
 判定
●ヴィタリー・スリペンコ(ウクライナ)

<ヘビー級>
○サリミゲリー・ラスロフ(ロシア)
 判定
●ドミトリーポベレゼット(ウクライナ)

<フェザー級>
○アリカン・スレイマノフ(ロシア)
 1R 4分26秒 ギロチンチョーク
●レオナルド・リンバーガー(ブラジル)

<バンタム級>
○クレバーソン・シルバ(ブラジル)
 判定
●シャミル・シャクブラトフ(ロシア)

<フェザー級>
○エリスマー・リマ・ダ・シウバ(ブラジル)
 3R 2分36秒 TKO
●ベクルス・ズフロフ(タジキスタン)