邪道原点回帰!10・24鶴見は高木三四郎とタッグ結成 全試合電流爆破デスマッチ


 10・24は原点回帰。
 邪道大仁田厚がFMW-E旗揚げ第4戦「SKY HIGH」(10月24日、神奈川・鶴見爆破アリーナ=鶴見青果市場)で高木三四郎(DDTプロレス/サイバーファイト社長)とタッグを組んで、ミスター・ポーゴ、アブドーラ・小林(大日本プロレス)組と対戦することがが決まった(試合形式は未定)。
 さかのぼること21年前、大仁田は念願であった長州力との電流爆破デスマッチ(00年7月30日、横浜アリーナ)の直前の同月13日、DDTの東京・渋谷clubATOM大会に参戦、高木とノーロープ有刺鉄線デスマッチ(シングルマッチ)で激突した。高木にとっては、これがデスマッチ初体験だった。
 大仁田はその頃のこと振り返って、高木に向かって呼びかけた。
「あのときの有刺鉄線デスマッチは感動しました。もう1度、俺たちも原点に戻り、あの頃の自分に、ガムシャラに何かをつかみたいと思った時代に戻ってみませんか? 
 10月24日、鶴見爆破アリーナでお待ちしています」
 この呼びかけに高木が答えて曰く
「長州戦を2週間後に控えているにも関わらず、自分と闘っていただいた。その試合が『コロッセオ』(日本テレビ)、『ワールドプロレスリング』(テレビ朝日)で流され、私はプロレスラーとして世間に認知されるようになりました。
 今回の大仁田さんからのタッグ要請、私に断る理由などありません。大仁田さんの隣に立ち、大仁田さんと闘ったあの頃の気持ちを取り戻したいと思います! 
 10月24日、よろしくお願いします」と快諾、歳月を越え両者のタッグ結成が決定した。
 また、大仁田は10・24鶴見の全試合(6試合を予定)を電流爆破デスマッチで行うことを決定、米国に行く前に、FMW-Eのアピールをしたいと意気込んだ。
 同大会では「女子電流爆破プリンセス・トーナメント」2試合(鈴季すずvs.マドレーヌ、世羅りさvs.ライディーン鋼)も予定されている。