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UFC 265:ルイスvsガーヌが8月8日にテキサス州ヒューストンのトヨタセンターでソールドアウトの満員の中行われ、最初から最後まで最高峰のテクニック、アクション、フィニッシュで盛況した。実際、今回はいつもより2倍の4人がパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
ヘビー級暫定王座決定戦
地元ヒューストンの敵意に満ちた観衆の前で、2位のデリック・ルイスを相手に知的な攻撃を展開した無敗のストライカー、3位のシリル・ガーヌがUFCヘビー級暫定王座を獲得した。ガーヌはルイスにパンチを浴びせ、相手の強打を避けて、3ラウンドにTKOでフィニッシュした。
ガーヌの試合後のコメント:
「嬉しいけど、ルイスのファンの前で少し悪い気がする…。ルイスと彼のファンを称えたい。秘密はない、それがゲームプランだった。この勝利は自分のためだけではなく、私のチーム、家族、そして国のためでもある。」
セミメイン
過去2度UFCフェザー級王者となった現在5位のジョゼ・アルドが新進気鋭のフィニッシャー、9位のペドロ・ムニョスと距離をとり立ち向かった。アルドは華麗なボクシングを披露し、トレードマークのキックも復活した。満場一致の判定で勝利したアルドは、「この階級のチャンピオンになりたい。ブラジルで一生懸命頑張ってきたからこそ、今夜ここにいることができた。これから対戦する選手たちは、自分がさらにアグレッシブになった姿を見ることになるだろう。」とコメントを残した。
■ UFC 265:ルイスvsガーヌ
日時:現地時間2021年8月7日(土)、日本時間8月8日(日)
会場:アメリカ・テキサス州ヒューストン/トヨタ・センター
<【メインイベント】ヘビー級暫定王座決定戦 5分5ラウンド>
○シリル・ガーヌ
3RTKO勝利(3R4:11)
●デリック・ルイス
へビー級の連勝記録としては歴代2位
<【セミメインイベント】バンタム級マッチ 5分3ラウンド>
○ジョゼ・アルド
判定勝利 (30-27, 30-27, 30-27)
●ペドロ・ムニョス
【メインカード】
<ウェルター級マッチ 5分3ラウンド>
○ビセンテ・ルーケ
(ダースチョーク、1R3:25)
●マイケル・キエーザにサブミッションで勝利
<女子ストロー級マッチ 5分3ラウンド>
○テシア・トーレス
判定勝利 (30-27, 30-27, 29-28)
●アンジェラ・ヒルに全会一致で
<バンタム級マッチ 5分3ラウンド>
○ソン・ヤドン
判定勝利 (30-27, 29-28, 28-29)
●ケイシー・ケニー