トーマス・ピーターセンがTKO勝利で新王者に!LFA 113

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 7月30日(現地時間)にテキサス州ベルトンで『LFA 113: Lewis vs. Petersen』が開催された。
 このLFA(Legacy Fighting Alliance)は、アクセスTVで全米に生放送されていたレガシーFCとRFAが合併された新団体である。レガシーFCのミック・メイナード社長が2017年よりUFCのマッチメーカーに就任する事になり、それに伴い同じアクセスTVで生放送されていたRFAと合併となった。共に全米で生放送されていた為、北米中堅MMA団体でも注目度が高く、レガシーFC、RFA共に王者になるとUFCやベラトールというメジャー団体との契約出来る事が多く登竜門的な大会であったが、現在ではUFCファイトパスで生放送されるようになり、王座に就いたものはUFCと契約を勝ち取るケースが増えてきている。
 今大会のメインは空位のヘビー級王座決定戦でトーマス・ピーターセンとヴァーノン・ルイスで争われた。現在MMA4連勝無敗のピーターセンとレスリング猛者のルイス。下馬評は無敗のピーターセンがやや有利だが、試合はピーターセンが圧倒。パンチラッシュでルイスを金網際まで追い込んでダウンを奪ってTKO勝利。ピーターセンが見事にヘビー級王座に就いた。

■ LFA 113: Lewis vs. Petersen
日時:2021年7月30日(現地時間)
会場:アメリカ合衆国テキサス州ベルトン

<ヘビー級王座決定戦>
○トーマス・ピーターセン(米国)
 1R 1分02秒 TKO
●ヴァーノン・ルイス(米国)

<バンタム級>
○リッキー・キャンプ(米国・グアム)
 判定
●グレッグ・フィッシャー(米国)

<ウェルター級>
○クリス・ブラウン(米国)
 3R 4分59秒 TKO
●グラウシオ・エウジアリオ(ブラジル)

<フライ級>
○オルデン・コリア(米国)
 1R 3分35秒 ギロチンチョーク
●ドニ―・バロウ(米国)