11日、ノアが仙台サンプラザでビッグマッチ『CROSS OVER 2021 in SENDAI』を開催した。
メインはGHCヘビー戦。何度も相手の連続攻撃を遮断していく杉浦貴だったが、丸藤正道が引き出しの多さで上回っていく。杉浦は丸藤の動きの源でもある足に照準を絞ろうとするも、丸藤はパーフェクトキーロックで切り返す。体制を入れ替えた杉浦はフロントヘッドロック。極められた方が悶絶する一進一退が続く。
杉浦はランニングニーを連打してからシットダウン状態の丸藤の後頭部にエルボー。杉浦の五輪予選スラムが火を吹くが、丸藤はカウント2でキックアウト。コーナー上での攻防へ移行したが、丸藤が雪崩式不知火で制す。丸藤の真・虎王はカウント2。丸藤の逆水平と杉浦のエルボーがラリーとなって30分が経過する。丸藤はボディへの虎王、ローリング式虎王、後頭部への虎王とバリエーション全開だ。さらに虎王・零からのポールシフト式エメラルドフロウジョンで杉浦をついに仕留めた。
戦友との21年目の闘いを終えた丸藤は「21年目のこれからもどうぞよろしくお願いいたします」と杉浦にマイク。「苦しい思い出もいつか笑える日が来る。その日まであと少し」とノア復興とコロナ明けを見据えていた。
■ ノア CROSS OVER 2021 in SENDAI
日時:7月11日(日)15:00
会場:宮城・仙台サンプラザ 観衆658人(主催者発表)
<第1試合>
●矢野安崇
7分41秒 キャメルクラッチ
〇仁王
<第2試合>
●岡田欣也
宮脇純太
9分51秒 スライディングDK⇒体固め
〇望月成晃
田中将斗
<第3試合>
日高郁人
NOSAWA論外
●YO-HEY
10分43秒 クラッシュドライバー⇒エビ固め
進祐哉
〇吉岡世起
HAYATA
<第4試合>
〇ケンドー・カシン
藤田和之
桜庭和志
11分59秒 サムソンクラッチ
齋藤彰俊
モハメド ヨネ
●キング・タニー
<第5試合/GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合>
[挑戦者]
タダスケ
●覇王
18分59秒 ムイビエン
〇大原はじめ
原田大輔
[第43代王者]
※原田&大原が初防衛に成功
<第6試合>
〇征矢学
中嶋勝彦
拳王
21分43秒 餅つき式パワーボム⇒エビ固め
●小峠篤司
稲村愛輝
マサ北宮
<第7試合>
●鈴木鼓太郎
清宮海斗
21分56秒 シャイニングウイザード⇒体固め
小川良成
〇武藤敬司
<第8試合/GHCヘビー級選手権試合>
[挑戦者]
●杉浦貴
32分19秒 ポールシフト式エメラルドフロウジョン⇒片エビ固め
〇丸藤正道
[第35代王者]
※丸藤が初防衛に成功
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