ジニス・マーゲルがTKO勝ち!BRAVE CF 51

(C)Brave CF

 6月4日(現地時間)にベラルーシ共和国ミンスクで『BRAVE CF 51: The Future Is Here』が開催された。
 Brave CFは2016年9月23日にシェイク・ハリド・ビン・ハマッド・アル・ハリファ王子(バーレーン王国)によって設立されたMMA団体。元々はハリファ王子が設立したバーレーン最大のMMAチーム『KHK MMA』を母体として生まれている。豊富な資金で世界各国のファイターを参戦させ、定期的に大会を開催している。
 今大会のメインはルカス・マルチンス対マルセル・グラビンスキだったが、当日、グラビンスキが欠場となりカードが消滅。繰り上げで地元ベラルーシで現在MMA7連勝中のジニス・マーゲル対9連勝中のリナット・ゼジンタイがメインに昇格となった。下馬評はややゼジンタイがリードしていたが、試合はなんと1Rにマーゲルの強烈な右のアッパーがゼジンタイの顎に命中。ゼジンタイが崩れ落ちるようにダウンしマーゲル追撃のパウンドをレフェリーがストップ。マーゲルが地元開催の大会で見事なTKO勝利となった。

■ BRAVE CF 51: The Future Is Here
日時:2021年6月4日(現地時間)
会場:ベラルーシ共和国ミンスク

<スーパーウェルター級>
○ジニス・マーゲル(ベラルーシ)
 1R 2分52秒 TKO
●リナット・ゼジンタイ(カザフスタン)

<ライト級>
○サム・パターソン(英国)
 判定
●イリエ・ジホウン(フランス)

<スーパーウェルター級>
○ワジム・クーチ(ベラルーシ)
 判定
●ダニヤル・アブジバエフ(キルギス)

<フェザー級>
○ロマン・ボガトフ(ロシア)
 判定
●アブドゥルムタリプ・ギエルベコフ(ウクライナ)

<59キロ契約>
-ムハマド・モカエフ(英国)
 ノーコンテスト
-イブラジム・ナブルゾフ(ジョージア)

<バンタム級>
○ヤニス・ゲムモーリ(フランス)
 判定
●ヴラディスラフ・ノヴィツキー(ベラルーシ)

<フライ級>
○バドマシレン・ドルジエフ(ロシア)
 判定
●アルマンベット・アブディバシー・ウルウ(キルギスタン)

<バンタム級>
○アイジミール・カズベコフ(ロシア)
 1R 3分36秒 三角締め
●アブドゥル・カリム・バダクシュ(アフガニスタン)

<女子ストロー級/5分3R>
○アナスタシア・フィアファノヴァ(ロシア)
 1R 4分23秒 三角締め
●セウデ・トゥルク(トルコ)

<ライトヘビー級>
○ワジム・ロリチ(ベラルーシ)
 2R 4分35秒 TKO
●クルボンショ・ジェモロフ(タジキスタン)

<62.5キロ契約>
○バクトヴァル・ユヌソフ(タジキスタン)
 2R 3分08秒 TKO
●アルテム・ルキャノフ(ベラルーシ)