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4月15日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
今大会では、遂に王者対王者が実現することとなる現AEW世界王者ケニー・オメガ対現インパクト世界王者リッチ・スワンの公開記者会見が行われた。記者会見にはトニー・カーンAEW社長も参加したが、オメガとドン・キャリスは遅れて登場。あえて後から出てきて格上であるように振る舞った。そしてオメガは演説の後、「幸運を祈る」と言いながらスワンにビンタをしたのだった。これに激怒したスワンもオメガに襲い掛かり大乱闘。オメガとスワンはそのまま殴り合いを続けたまま、公開記者会見は終了。この対決は王者対王者ではなく、因縁も激しく燃え上がった対決となりそうだ。
また引退が決まったジャズの引退式が行われた。そこに邪魔をしにきたキエラ・ホーガン、タシャ・スティールを相手に急遽、ジャズの引退試合も行われ、ジャズはジョーディン・グレイスと組んで勝利。試合後に皆がジャズを有難うと讃えた。
またマット・カルドナをパイルドライバーで仕留めたサミ・キャラハンが共闘を呼び掛けているトレイ・ミゲルを呼びだした。ミゲルは所属していたユニットであるザ・ラスカルズのデズモンド・エグザビエ、ザッカリー・ウェンツがWWEに移籍したが、自分だけインパクトに復帰した為、現在はひとり。そしてキャラハンもパートナーであるケン・シャムロックがインパクトで無期限出場停止処分を受けており、こちらも仲間がいないので共闘を呼び掛けているという形だ。しかし、そもそもそれまでキャラハンは執拗にザ・ラスカルズを襲っており抗争相手であった為、ミゲルは信用せずキャラハンに襲い掛かる。共闘決裂でキャラハンも急所蹴りで反撃。この両者は共闘ではなく対戦することになりそうだ。
■ Impact Wrestling
日時:2021年4月15日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ合衆国会場非公開
<シングルマッチ>
○サミ・キャラハン
ピンフォール
●マット・カルドナ
<シングルマッチ>
○ブライアン・マイヤーズ
ピンフォール
●ジェイク・サムシング
<タッグマッチ>
○ジャズ、ジョーディン・グレイス
ピンフォール
●キエラ・ホーガン、タシャ・スティール
<シングルマッチ>
○カール・アンダーソン
ピンフォール
●クレイジー・スティーブ
<シングルマッチ>
○ジョシュ・アレキサンダー
ピンフォール
●TJP
.@ScottDAmore and @AEW owner @TonyKhan have both made a GUARANTEE – there will be a DEFINITIVE winner between @KennyOmegamanX and @GottaGetSwann on April 25th at #IMPACTRebellion. #IMPACTonAXSTV pic.twitter.com/E7NGn6tMRO
— IMPACT (@IMPACTWRESTLING) April 16, 2021