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4月8日(現地時間)にコネチカット州アンカスビルで『Bellator 256: Bader vs. Machida 2』が開催された。
BELLATOR(ベラトール)は、アメリカを本拠地として2009年に設立された、総合格闘技団体。本国アメリカでは「スパイクTV」で放送され、設立わずか7年で世界第2位の団体に上り詰めた。ド派手な演出やファンの心を鷲掴みにするマッチメイクは、スポーツライクな路線を突き進む他のプロモーションとは一線を画している。
今大会のメインではライトヘビー級トーナメント準々決勝としてライアン・ベイダーとリョート・マチダが対戦した。大物同士の激突でこの両者は2012年にも対戦しておりその時はマチダが勝利しているが、当時とは状況が大きく変わっているのでその時のデータは参考にならないだろう。両者UFCからベラトールに移籍し、ベイダーはワジム・ネムコフにライトヘビー級王座を奪われたものの、未だにヘビー級王者として君臨。対するマチダは42歳という年齢もあり現在は二連敗中だ。当然、下馬評はベイダー優勢となっている。しかし試合が始まるとマチダも動きがよく1Rにはハイキックを命中させるなど見せ場を作った。しかしラウンドが進むとスタンドでは下がりながらのキックで攻めるも、ベイダーが強引にテイクダウンを奪ってグランドで殴る展開が続くようになる。そのまま5R終了し、判定でベイダーが勝利した。
■ Bellator 256: Bader vs. Machida 2
日時:2021年4月8日(現地時間)
会場:アメリカ合衆国コネチカット州アンカスビル
<ライトヘビー級ワールドGP準々決勝>
○ライアン・ベイダー(米国)
判定
●リョート・マチダ(ブラジル)
<女子フライ級>
○リズ・カモーシェ(米国)
判定 3-0
●ヴェネッサ・ポルト(ブラジル)
<フェザー級>
○アダム・ボリッチ(ハンガリー)
判定 3-0
●ジェレミー・ケネディ(米国)
<女子フェザー級>
○キャット・ジンガーノ(米国)
1R 2分15秒 腕十字
●オリヴィア・パーカー(米国)
<ライト級>
○ダン・モレット(米国)
判定 2-1
●ゴイチ・ヤマウチ(ブラジル)
How are you all scoring this fight?@ryanbader lands a few glancing blows to @lyotomachidafw to end Rd 3️⃣. Watch the 'Championship Rounds' live on @SHOsports. #Bellator256 pic.twitter.com/M4Tyqi1ggW
— BellatorMMA (@BellatorMMA) April 10, 2021