[週刊ファイト4月1日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼レジェンド枠超えた「すさまじく強い男」 藤田和之
GHCナショナル王座奪取! 3・21ノア後楽園
text & photo by TERUZ
・欠場・清宮海斗「一から這い上がります」 1週間後の復帰を宣言
・悪ノリが過ぎるぞカシン 味方にまで及んだ反則アクリル板攻撃
・なんというヒリヒリ感 藤田が顔面蹴りで拳王からナショナル強奪
・2冠王座活用法が新日とは真逆 ノアのベルトの回し方の秀逸さ
■ プロレスリング・ノア NOAH THE INFINITY 2021
日時:3月21日(日)11:30
会場:東京・後楽園ホール 観衆678人(主催者発表)
3月7日にケンドー・カシンを破った拳王は「俺は本当の意味でめちゃくちゃすさまじく強くなりてぇんだ。すさまじく強い男、次は倒すぞ」とマイク。カシンのセコンドについていた藤田和之を次期挑戦者に指名した。ノアの反応は早く、21日に早くもタイトル戦として実現。ABEMA無料中継が入っていない後楽園ホール大会は、緊急事態宣言最終日にもかかわらず、後方まで埋まる満員状態となった。昨今の国内マット界で話題のベルト談義だが、ノアにおけるベルトの回し方を検証しつつ、大会を振り返る。
欠場・清宮海斗「一から這い上がります」 1週間後の復帰を宣言
3月14日に武藤敬司に敗れ、GHCヘビー級王座の戴冠が叶わなかった清宮海斗が会場に姿を現した。この大会は脳震盪により欠場となっていたが復帰時期を明言。武藤に2連敗となったことでの神妙さも感じさせ、客席に向かって深々と頭を下げていた。
清宮「本日は欠場という形になりましたが、来週のZERO1さんの靖国大会(3月27日)で、ノアでは(4月)3日の横浜大会から元気に復帰します。一から這い上がります」。
ノアでの復帰戦となる4・3横浜ラジアントホール大会では、メイン「拳王&マサ北宮&覇王&仁王vs.清宮海斗&稲村愛輝&小峠篤司&原田大輔」に出場する。