サミ・キャラハンがトレイ・ミゲルに勝利!Impact Wrestling


(C)TNA

 3月16日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
 今大会では、番組冒頭で新インパクト世界タッグ王者になったフィンジュースがXXXL相手にノンタイトル戦を行って勝利した。しかし、そこに前タッグ王者のザ・グッド・ブラザーズが現れたのだった。ザ・グッド・ブラザーズは自分達は盟友ケニー・オメガと共にインパクト・レスリングとAEWの両団体で試合をしており、疲労から準備不足で負けただけだと主張。なので、すぐに王者フィンジュースに王座戦の再戦を要求したのだった。しかし、フィンジュースは、これから新日本プロレスに遠征するのでその後だというと、両チームが大乱闘となってしまった。王座戦のリマッチは必至だろう。
 そしてインパクト世界王座とムースが保持していたTNA世界ヘビー級王座を統一したリッチ・スワンは次は現AEW世界王者ケニー・オメガと団体を超えた対決をする事になっているが、そのオメガのマネージャーであるドン・キャリスが番組に現れた。キャリスはスワンを祝福するも、オメガはプロレスの神であり新日本プロレスのオカダ・カズチカ、AEWのジョン・モクスリーを倒しており、スワンも倒すと挑発。いよいよ歴史的な対決が近づいてきたようだ。
 またメインではサミ・キャラハンとトレイ・ミゲルがシングルマッチを行った。ザ・ラスカルズの一員だったミゲルだが、そのザ・ラスカルズを執拗に襲っていたのがキャラハンだ。ミゲルは一度、インパクト・レスリングを離れたものの、また団体に復帰したのだが、そこでまたしても抗争が再燃したのだった。キャラハンは次はいつまた団体を去るのかと復帰後も挑発を繰り返しており、ミゲルとしても雪辱したいところだ。お互いに憎しみ合っているので意地がぶつかり合い激しい展開となるが、最後はコーナーからキャラハンがパッケージ・ドライバーでトレイを仕留めてフォール勝ち。因縁抗争はキャラハンに軍配が上がった。

■ Impact Wrestling
日時:2021年3月16日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ合衆国会場非公開

<シングルマッチ>
○サミ・キャラハン
 ピンフォール
●トレイ・ミゲル

<12人タッグマッチ>
○ジョーディン・グレイス、ジャズ、ハボック、ネヴァア、アリーシャ・エドワーズ
 サブミッション
●テニール・ダッシュウッド、キエラ・ホーガン、ターシャ・スティール、ディオナ・パラッツォ、スーザン、キンバー・リー

<シングルマッチ>
○ロヒット・ラジュ
 ピンフォール
●シェラ

<シングルマッチ>
○ライノ
 ピンフォール
●ジェイク・サムシング

<タッグマッチ>
○フィンジュース(ジュース・ロビンソン & デビッド・フィンレー)
 ピンフォール
●XXXL(エーシー・ロメロ & ラリーD)