[ファイトクラブ]ベストフレンズしばし封印!? SEAdLINNNG新春の向かい風

[週刊ファイト1月21日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼ベストフレンズしばし封印!? SEAdLINNNG新春の向かい風
 Photo & Text by こもとめいこ♂
・勝利直後に何故?ベストフレンズの行く先
・高橋奈七永&中島安里紗タッグ結成の深謀遠慮
・オニカナ急ブレーキは、世志琥、岩谷麻優戦への布石か!?
・今日のあすきょう


 大晦日に1500人を超えた東京都内の新型ウイルス感染者数は、2021年が明けたからと言って収まる事は無く、小池百合子都知事は政府に緊急事態宣言の要請を余儀なくされた。
 1月11日は3連休最終日で成人の日。本来であれば着飾った新成人とすれ違うだろう水道橋の道も空いていた。
 後楽園ホールでは11:30からSEAdLINNNGの新年開幕戦が行われたが、同日20:00、オークスブックセンター東京ドームシティ店が営業を終了した。

 神保町の専門書店もかなり減ったが、水道橋から「普通の書店」が姿を消すという事になった。
『鬼滅の刃』はコロナ禍にあって街の書店を救ったと話題になったが、イベントが無くなった東京ドームシティは人が寄りつかない場所で、『鬼滅の刃』ブームの恩恵も限定的だったようだ。文系野球の聖地、と大書きされている様に野球関連をはじめ、プロレス、格闘技、競馬に関しての品揃えは充実している。
 とは言え、Amazonなどのオンライン書店には太刀打ちできないのが実店舗の限界。プロレス雑誌のバックナンバーなども、駅の反対側にあるプロレス専門ショップに比べれば寂しい限りだ。
 私が上京して初めて立ち寄った時に味わった感動は、既に無い。
 そもそもこの『週刊ファイト』にしてからが電子媒体で、「紙の本」を購入するのにはイベントで立ち寄ったりといった、何かしらのキッカケが要るのが2021年の世間の当たり前なのだろう。

 SEAdLINNNGの取材を終えて立ち寄ると、店内には本を送るための畳んだ段ボールが積まれていた。
 最期の記念に何か本を買って帰ろうと思ったが、欲しいと思っていた本は見当たらず。逆にホリエモンだの百田尚樹だのの本が並んでいるのを見て、急激に購買意欲が減退する。帰ろうと思ったら、平積みになった一般書籍のコーナーに『世志琥の極上スイーツ作りやがれ!』があったので、
「何かの縁だろう」
とレジに持っていった。

■ SEAdLINNNG~2021年開幕戦!~
日時:1月11日(月・祝) 開始11:30
会場:東京水道橋・後楽園ホール
観衆:467人(主催者発表)

<メインイベント 中島安里紗15周年記念スペシャルタッグマッチ30分1本勝負>
[鬼に金棒]
世志琥 ●Sareee(WWE Count Down)
 16分59秒 D×D
〇中島安里紗 藤本つかさ(アイスリボン)
[ベストフレンズ]

<第4試合 新春MAX VOLTAGE対決 タッグマッチ30分1本勝負>
〇高橋奈七永 高瀬みゆき(アクトレスガールズ)
 18分14秒 エルボー⇒片エビ固め
水波綾 ●青木いつ希(ショーンキャプチャー)

<第3試合 ハイスピードシングルマッチ 20分1本勝負>
〇春輝つくし(アイスリボン) 
 4分36秒 オーバー・ザ・トップロープ  
〇永島千佳世
※レフェリー 南月たいよう

<第2試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負>
[ラスエゴ]
真琴 朱崇花 〇海樹リコ
 13分59秒 三角締め
アジャコング 山下りな ●花穂ノ利

<第1試合 ハイスピード6WAYマッチ 20分1本勝負>

〇春輝つくし(アイスリボン) 
 6分09秒 直伝ラ・マヒストラル
●星いぶき(アイスリボン)


〇永島千佳世 
 4分03秒 切り返し合戦⇒エビ固め
●AKARI(PURE-J)
※春輝つくしと永島千佳世が第3試合出場決定
※レフェリー 南月たいよう
あと2人はLeon(PURE-J)、小林香萌

「行く行く詐欺」
と世志琥から揶揄されてきたSareeeが1月22日のSEAdLINNNG新木場を区切りに渡米準備に入るとのこと。Sareeeサイドから、北米のコロナが落ち着くであろう春ぐらいまでは日本で暴れると去年の時点では聴いていた。しかし日本の感染再拡大や北米でのワクチン接種状況などもあって前倒しになっただろう事は想像に難くない。

 その証拠に、藤本つかさに直接依頼されたという1・23アイスリボン後楽園は公式で発表されていたにも関わらず参戦回避という事態となった。


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