橋本大地●●へ 全日開国サヴァイバル 江端兄弟WKBA王者 ピータ・メイビア+別冊『魔界少女拳』~マット界舞台裏5月1日号

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別冊相当の独占カラーグラビアで新感覚「陰」のエンタテインメント4・22『魔界少女拳』を特別カップリング

マット界舞台裏5月1日号全日三冠混沌ピーター・メイビア橋本大地WKBA江端睦+魔界少女拳

 今週の目玉試合レポートはこれだ! 22日新木場1stリングにて『魔界少女拳』第一回魔界錬闘会~魔界降臨~が開催された。謳い文句に「陰陽道になぞらえた世界観で歌手が唄い、俳優が演じ、レスラーが闘う! 映像がそれら全てを紡いで往く。ロック×映像×演劇×プロレスが融合した ハイパーエンターテイメントショー」とあるが、確かに斬新なハイブリット・エンタテインメント。掛け値なしに面白かった。
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素顔を晒したタイガースマスクだが、ブラックバファローの強烈なラリアットに撃沈

 魔界少女拳のコンセプトは「陰陽道」であり、陰陽師最強の呪術がプロレスだったというのは最高にクールだ。
 新しく面白い興行をタダシ☆タナカ記者が徹底的にレポートした。

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 国が認める唯一のキック団体・新日本キックが他団体の交流・対抗戦を中心として組む大会4・20『TITANS NEOS 15』後楽園ホール大会を現役キックボクサーであり、インサイダーである紅闘志也記者が徹底レポート。
 江幡睦WKBA世界王座奪取し、双子で世界チャンピオンになった感動のメインから、紅記者がセコンドについた嚴士鎔×池野榮司の表に書けない裏情報も飛び出したドキュメント!バックステージの写真も豊富にあり、これぞ永久保存版だ。

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1978年6月ピーター・メイビアとマクマホン・シニア@MSG

 好評連載「スーパー外国人列伝」今週号は“ハイ・チーフ”ピーター・メイビアだ。サモア系レスラーの草分けとして名高い名レスラーだが、近年はなんと言ってもハリウッドスターにのし上がった“ザ・ロック”ことドゥエイン・ジョンソンの祖父として有名だ。しかし、現役時代、日本での評価は芳しくなかった。
 古くはバディ・ロジャース、近年ではスティングの様に、本場アメリカでは超がつく程のスーパースターだが、日本ではこれほど極端に過小評価されているレスラーも少なくない。メイビアも(勿論、アメプロの象徴的な存在で主役中の主役であるロジャースやスティングと比べられないものの)そうしたレスラーだったようだ。
 そんな日米の温度差の本質に迫る鋭い記事が、井上譲二記者から入稿されたのだから、プロレス史を調べている昭和者には格好の教材となるだろう。ニューヨークで、ビンス・マクマホン・シニア氏にメイビアのプッシュを頼まれた井上譲二記者だからこそ書ける玉稿を今こそ読んでおきたい。

 また、当時のWWF(現WWE)と新日本プロレスの関係も赤裸々に記事にしている。当時、実力も年棒も、そして身体の大きさも全てにおいてプロレス界最高だったアンドレ・ザ・ジャイアントや、ニューヨークの帝王と呼ばれたボブ・バックランドがどうして新日本プロレスに来日していたのか? オールド・ファンには興味深い記事となっている。

 大好評の座談会は、恐れていた曙のシリーズ(チャンピオン・カーニバル)途中欠場、緊急入院を受けて、今後の全日本プロレス、三冠王座戦線を占った。このままでは王座返上の可能性が高いが、大黒柱を失う全日本プロレスにどんな起死回生の秘策があるのか? 更には、ZERO1退団で渦中の橋本大地の行く末も暴露している。
 あの退団劇の裏側には何があったのかを全て語りつくしてしまって、この覆面記者達は大丈夫なのか? 心配になるほど驚愕する座談会だ。

マット界舞台裏5月1日号全日三冠混沌ピーター・メイビア橋本大地WKBA江端睦+魔界少女拳